現代日本文学[緑]
落城 霧の中
他4篇
田宮 虎彦
■緑122-1
■体裁=文庫判・224頁
■品切重版未定
■1957年7月5日
■ISBN4-00-311221-0
封建社会に生きてゆかねばならなかった人々の負わされた運命の,哀れさとはかなさを追求する歴史小説から,6篇の短篇を収める.政治のかげにかくれた人間のもろさを書くことによって,現代の暗さと,その不安の中で生きぬく人間の可能性を確かめようとする作者(1911‐1988)の願いがこめられている.解説=猪野謙二