現代日本文学[緑]
役の行者
坪内 逍遥
■緑4-3
■体裁=文庫判・96頁
■品切重版未定
■1952年6月5日
■ISBN4-00-310043-3
文武朝の役の行者の伝説にヒントを得て書かれた純粋な創作戯曲.行者を神性,弟子広足を神獣一如,怪神一言主を獣性に象徴化し,霊と肉との激しい闘争が哲学的に描かれている.自ら「内生活に深い因縁を持っている」と言っているように,作者の生涯に一転機を画した記念作であり,明治大正の戯曲界を通じての最大傑作でもあるともいわれている.解説=河竹繁俊