現代日本文学[緑]
かくれんぼ
他2篇
斎藤 緑雨
■緑111-3
■体裁=文庫判・108頁
■品切重版未定
■1939年5月17日
■ISBN4-00-311113-3
江戸文学の流れを掬しながらその犀利にして通達せる個性と世にすねた白眼的態度とをもって明治文壇に特異の光彩を放つ緑雨.「かくれんぼ」は花柳小説中の典型的なもので「門三味線」は写実的作風の代表作であり,「おぼろ夜」は縷々たる女主人公の述懐にしめやかなる情味を纏綿し瀟洒にして清淡なる名作.解説=湯地孝