現代日本文学[緑]
伽 羅 枕
尾崎 紅葉
■緑14-6
■体裁=文庫判・178頁
■品切重版未定
■1955年7月5日
■ISBN4-00-310146-4
祇園に生まれ島原に売られ,江戸の吉原に艶名をうたわれた一代女,佐太夫の物語.彼女をとりまく花やかな幾多の挿話をつぎつぎとくりひろげながら,あぶらの乗りきった作者の筆は十分に伸びきって,色と金の世相・人情のうらおもてを活写している.明治の遊廓文学の傑作のひとつであり,紅葉の最初の長篇小説である.解説=本間久雄