現代日本文学[緑]
黒い眼と茶色の目
徳冨 健次郎
■緑15-9
■体裁=文庫判・314頁
■品切重版未定
■1943年11月10日
■ISBN4-00-310159-6
愛の作家蘆花が青春のひととき京都同志社の学窓にあって経験した苦恋の経緯を純朴な情熱を傾けて描いた自伝的小説.作者の言葉によればこの苦恋こそは彼を人生の裏小路へ追い込んでしまった事件で,その意味において,「思い出の記」とならんで偉大なる魂の発展史上のもっとも重要な1章をなすものである.大正3年刊.解説=徳冨愛子