現代日本文学[緑]
生ひ立ちの記
他1篇
島崎 藤村
■緑24-8
■体裁=文庫判・178頁
■品切重版未定
■1943年5月5日
■ISBN4-00-310248-7
「生ひ立ちの記」は著者が一婦人に宛てて幼時の生活を追想して書かれたもの.育くまれた木曾の自然を語り,古き東京を語り,忘れがたき人びとと,少年の経験とを語る.行文流麗,楽しく語る中にも何ものかを読者に示唆する.「芽生」は著者が処女作「破戒」を発表し文壇に大きな反響をまきおこした当時の生活記録.