現代日本文学[緑]
くれの廿八日
他1篇
内田 魯庵
■緑86-3
■体裁=文庫判・134頁
■品切重版未定
■1955年12月20日
■ISBN4-00-310863-9
メキシコ開拓の野望に燃える有川純之助,家付娘でわがままな妻お吉,亡友の妹でクリスチャンの静江.純之助の渡航決意をめぐって,ある年の暮の28日,この夫婦関係の行き詰まりは頂点に達した.すぐれた批評家,翻訳家として活躍した魯庵(1868‐1929)の最初の小説で,硯友社全盛の文壇に投げられた異色作である.解説=稲垣達郎