ロシア文学[赤]
貴族の巣
トゥルゲーニェフ
小沼 文彦 訳
■赤609-1
■体裁=文庫判・312頁
■品切重版未定
■1952年12月20日
■ISBN4-00-326091-0
ロシア・インテリゲンツィアの生成過程をたどる上にきわめて興味深い荘園貴族文化(貴族の巣)の歴史,甘美な葬送曲,ロシア文学の主題として長い生命を保ったいわゆる「無用人」の問題は,ここにおいてはっきりとわれわれの眼前に押し出される.しかしこの作品が圧倒的な支持を受けた大きな原因は何といっても女主人公リーザの創造であった.