フランス文学[赤]
お菊さん
ピエル・ロチ
野上 豊一郎 訳
■赤546-3
■体裁=文庫判・244頁
■品切重版未定
■1937年3月15日
■ISBN4-00-325463-5
作者が海軍士官として初めて日本に来て,長崎の郊外で可憐な少女オキクサンと退屈な一夏を過した時の日記体の小説.気の毒なムスメお菊さんが青ざめた人形のように取扱われているこの小説は,本質において日本文化の批判であり,結果において外国人が日本的なるものを理解することがいかに困難であるかの告白である.