イギリス文学[赤]
カ イ ン
バイロン
島田 謹二 訳
■赤216-3
■体裁=文庫判・186頁
■品切重版未定
■1960年3月25日
■ISBN4-00-322163-X
創世記の一節にある弟アベルを殺したカインの話を5幕に書いた詩劇.罪と姦淫を弁護し,カインに託して作者の悪魔主義を高揚したもので,発表当時宗教界その他から非常な攻撃を受けた.全体をつらぬく自由奔放な詩想,辛辣な諷刺と諧謔は,かつてゲーテが絶讃したところであり,悪魔的な魅力は世紀の人びとの心をとらえた.