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水越伸

1960年生まれ。1963年三重県桑名市生まれ、石川県金沢育ち。筑波大学比較文化学類卒業、東京大学社会学研究科博士課程中退。東大学新聞研究所(現・社会情報研究所)助手を経て、1993年より東京大学社会情報研究所助教授。1996年〜97年、米国コロンビア大学ジャーナリズム・スクール客員研究員。情報技術とメディアを人間や社会の側からとらえるソシオ・メディア論に取り組む。

著作に『メディアの生成:アメリカ・ラジオの動態史』、共編著に『メディアとしての電話』『20世紀のメディア1:エレクトリック・メディアの近代』『コンピュータ半世紀』『メディア論』『メディアリテラシー:メディアと市民をつなぐ回路』など。


いまデジタル・メディア爆発がはじまった

インターネットによる新しいジャーナリズム。巨大メディア資本や国家のはざまから、立ち上がる新しいメディア表現者たち。これからの21世紀メディア社会を展望する。

●CD-ROM添付

本文関連サイトをすべて収録。

本文で解説したホームページや参考となるデータ、画像等をパソコンで見ることができます。(WINDOWS&MAC対応)


目次

はじめに

 序章  メディアの未来の歴史
 1 インターネットの1〇〇年後への想像力
 2 ソシオ・メディア論の対抗力
 3 歴史の中のデジタル・メディア
 4 メディアをめぐる人間像への注目

 第1章 遊具としてのメディア
 1 エーテルと無線少年
 2 パーソナルコンピュータ、テレビゲーム、ハッカー
 3 遊びとしてのメディア文化
 4 メディアと人間の新たな関係性を求めて
 第2章 メディア・リテラシーと人間像の転回

 1 メディアの読み書き能力とは?
 2 複合的なメディア・リテラシー
 3 メディア・リテラシー論の系譜
 4 メディア・リテラシー論の根本問題
 5 デジタル情報化とメディア・リテラシーの射程

 第3章 新しいメディア表現者たちとジャーナリズム

 1 「ニュー・ジャーナリズム」としてのビデオ・ジャーナリズム
 2 オンライン・ジャーナリズムと編集活動の変容
 3 日本のジャーナリズムに対する根源的な問いかけ
 4 メディア表現者とジャーナリズム
 5 多層的な公共圏へ

 第4章 アジアに越境するメディア

 1 アジアのメディア、メディアのアジア
 2 メディア変容の実態と言説
 3 越境する小さな物語たち
 4 デジタル化と文化の周縁性、多様性
 5 アジアに開かれた日本のために

 終章 デジタルメディアと公共圏

 1 21世紀前半のメディアと社会
 2 デジタル・メディア社会の特性
 3 制度的思考とメディア論的実践
 4 インターネットの大衆化現象
 5 表現への欲望とシンパシー
 6 日本のメディア社会のゆくえ