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土佐昌樹

1958年愛知県生まれ。大阪大学人間科学部大学院博士課程単位取得。大阪大学人間科学部助手、ハーバード大学人類学科客員研究員などを経て、現在神田外語大学韓 国語学科助教授。

共著に『岩波講座文化人類学』『「アジア的価値」とは何か』など。


いまネット上の宗教現象が明らかになる

グローバルなデジタル情報ネットワークが、人間の現実感覚に大きな影響を与え、宗教のあり方も変わろうとしている。膨大な情報収集からインターネット時代の宗教とは何かを問う。

●CD-ROM添付

本文関連サイトをすべて収録。

本文で解説したホームページや参考となるデータ、画像等をパソコンで見ることができます。(WINDOWS&MAC対応)


目次

序章:インターネットと宗教の現在

 第1章 ヘブンズ・ゲートが残したもの
 1 集団自殺の謎
 2 ヘブンズ・ゲートの歴史
 3 ホームページが語る世界
 4 インターネットの黙示録的旋律
 第2章 反カルト運動の免疫力
 1 カルトと反カルト
 2 反カルト
 3 反=反カルト
 4 反カルト運動の社会的効用

 5 カルトと情報の方向感覚
 第3章 UFOの千年王国論的使命
 1 UFOの実在性
 2 UFO神話と陰謀
 3 異星人の人間学
 4 UFOと終末論
 第4章 サイバースペースに棲む魔女たち
 1 仮想現実とテクノペイガン
 2 ペイガンの起源
 3 ペイガン運動の将来
第5章 原理主義とアメリカ社会
 1 アメリカの宗教性
 2 原理主義の起源
 3 原理主義者の末裔
 4 原理主義の効力
 4 原理主義の効力
 第6章 生命の耐えられない軽さ――脳死と堕胎をめぐる文化戦争
 1 インターネットの政治学
 2 脳死にあらがう日本
 3 堕胎をめぐるアメリカの熱い神学論争
 4 生死の境界と文明の閉塞  第7章 アジア的価値をめぐる宗教論争と儒教的家族の可能性
 1 経済成長と宗教
 2 アジア的価値をめぐる論議
 3 家族と宗教論争
 4 新しい家族  第8章 ラシュディー事件と「文明の葛藤」――激動の世界におけるイスラームの「正しい」理解法
 1 ラシュディー事件
 2 イスラームをいかに理解するか
 3 「文明の葛藤」とイスラーム  終章:インターネットと宗教の明日
 1 アメリカ的とはなにか
 2 インターネットという世界の特性
 3 インターネットとニューエイジ
 4 インターネットとアメリカの宗教性
 5 モダニティーと宗教の復興