親米と反米

戦後日本の政治的無意識

われわれはいかにして「アメリカ」を内在化してきたのか.そのくびきを超えていく視座は獲得できるのか.

親米と反米
著者 吉見 俊哉
通し番号 新赤版 1069
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 政治
刊行日 2007/04/20
ISBN 9784004310693
Cコード 0236
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 246頁
在庫 品切れ
戦後日本社会は,基本的に深く親米的であり続けたのではないか.その感覚は,「反米」世論が高まったときすら,通奏低音として流れ続けていたのではないか.戦前戦後にわたる,大衆的なレベルでの親米感覚に焦点をあて,日本の近代や戦後天皇制,ナショナリズムの構造との不可分な関係について考察し,それを超えていく視座を模索する.

書評情報

毎日新聞(朝刊) 2007年12月9日
日本経済新聞(朝刊) 2007年6月3日
図書新聞 ダ・カーポ
読売新聞(朝刊) 2007年5月13日
東京新聞(朝刊) 2007年5月13日
毎日新聞(朝刊) 2007年5月6日

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