がんとどう向き合うか
医師でもあり,一人のがん患者でもある著者が,治療の到達点と限界を見据えて,対策を真摯に問いかける.
罹患者が増える一方のがん.長年,地域医療の第一線で活躍してきた著者は,高齢化の影響に特に注目し,現在の治療の到達点と限界とを解説する.また,自身,がん患者でもある立場から,患者やその家族の置かれる厳しい状況に着目し,制度として何が求められるか,がんとどう「共存」をはかっていくべきかを真摯に問いかける.
書評情報
読売新聞(朝刊)〔大阪〕 2007年6月20日
読売新聞(朝刊) 2007年6月17日
読売新聞(朝刊) 2007年6月17日