和辻哲郎

文人哲学者の軌跡

『風土』『古寺巡礼』などで知られる〈文人哲学者〉の生と思考の軌跡を,没後50年を前に問い直す.

和辻哲郎
著者 熊野 純彦
通し番号 新赤版 1206
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 哲学・思想
刊行日 2009/09/18
ISBN 9784004312062
Cコード 0212
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 256頁
定価 858円
在庫 在庫あり
『古寺巡礼』『風土』等,その流麗な文体により,かつて青年の熱狂をかきたてたことで知られる〈文人哲学者〉和辻哲郎.日清・日露戦争から二度の世界大戦を経て,戦後に及んだその生と思考の軌跡はいかなるものだったか.当時の思想状況をも参照しつつ,和辻の思考がこの国の哲学に遺した意味を,没後50年を前に問い直す.

書評情報

週刊読書人 2009年11月6日号
読売新聞(朝刊) 2009年10月25日
ページトップへ戻る