清水次郎長
幕末維新と博徒の世界
海道一の侠客,清水次郎長.並み居る宿敵との死闘をしぶとく生き抜いた,無頼の武闘派の生き様を描く.
「海道一の侠客」と謳われた清水次郎長.維新期のアウトローを語るに,この男を措いて他はない.本書は歴史学の視点から,稀代の博徒の実像に迫る.血を血で洗う幕末の世.並み居る宿敵との死闘を乗り越え,時代の風を読み取り,しぶとく生き抜く.巷間知られる美談と異なる,無頼の武闘派のしたたかな生き様が浮かび上がる.
書評情報
Best Book 2010年6月号
朝日新聞(朝刊) 2010年3月14日
日本経済新聞(朝刊) 2010年2月21日
文化通信 2010年2月15日号
朝日新聞(朝刊) 2010年3月14日
日本経済新聞(朝刊) 2010年2月21日
文化通信 2010年2月15日号