ヴァレリー

知性と感性の相剋

鋭敏で明晰な《知性》と,愛欲に翻弄されつづけた《感性》──その相剋に本質を見定める,魅惑的な伝記.

ヴァレリー
著者 清水 徹
通し番号 新赤版 1236
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 文学
刊行日 2010/03/19
ISBN 9784004312369
Cコード 0223
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 206頁
在庫 品切れ
20世紀前半のフランスで最高の知性とされた詩人・批評家,ポール・ヴァレリー(1871-1945).しかし鋭敏で明晰な《知性のひと》は,同時に強烈な《感性のひと》でもあった.生涯に少なくとも四度の大恋愛に耽溺し,熱烈に女性の愛を乞いつづけた,その感性と知性の相剋に本質をみさだめ,創作に新たな光を当てる,魅惑的な伝記.

書評情報

産経新聞 2010年8月2日
日本経済新聞(朝刊) 2010年7月25日
朝日新聞(朝刊) 2010年5月23日
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