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非アメリカを生きる
〈複数文化〉の国で
「私はどのアメリカに連なるのだろうか?」日本からアメリカへ移住した著者が描く,〈複数文化〉の国の肖像.
80年代にアメリカへ移住し市民権をとった著者は,「何故アメリカ人になったのだ?」と問われ,はたと考える.自分はどのアメリカに連なるのか? 最後のインディアン「イシ」やマイルス・デイヴィス,ビートニクほか,〈複数文化〉の国アメリカで「非アメリカ人」として生きた人びとのポートレートを通じて,国と文化のあり方を問い返す一冊.
序 章 オバマ時代の「アメリカ人」
第一章 最後のインディアンが見たアメリカ ──アメリカの先住者
1 イシのまなざし
2 文化人類学者たち
3 本当のアメリカ人
第二章 ハンクとジャックはスペインに行く ──アメリカの戦争
1 スペインの大義は私のものである
2 理想と英雄たち
3 アウトローたちの戦争
第三章 マイルスはジャズを演奏しない ──アメリカの音楽
1 ニューオリンズの音楽
2 マイルスの新しい音楽
3 黒でも白でもかまわない
第四章 ビートたちのブッダと鈴木老師 ──アメリカの宗教
1 ビートたちのブッダ
2 亀の島の仏教
3 英語の仏教、漢字の仏教
第五章 ハムサンドを食べるユダヤ人 ──アメリカの民族
1 生き延びる技術
2 屋根の上のバイオリン弾き
3 「非アメリカ的アメリカ人」とは
終章 ナショナリズムから離れて
あとがき
図版出典/所蔵元一覧
第一章 最後のインディアンが見たアメリカ ──アメリカの先住者
1 イシのまなざし
2 文化人類学者たち
3 本当のアメリカ人
第二章 ハンクとジャックはスペインに行く ──アメリカの戦争
1 スペインの大義は私のものである
2 理想と英雄たち
3 アウトローたちの戦争
第三章 マイルスはジャズを演奏しない ──アメリカの音楽
1 ニューオリンズの音楽
2 マイルスの新しい音楽
3 黒でも白でもかまわない
第四章 ビートたちのブッダと鈴木老師 ──アメリカの宗教
1 ビートたちのブッダ
2 亀の島の仏教
3 英語の仏教、漢字の仏教
第五章 ハムサンドを食べるユダヤ人 ──アメリカの民族
1 生き延びる技術
2 屋根の上のバイオリン弾き
3 「非アメリカ的アメリカ人」とは
終章 ナショナリズムから離れて
あとがき
図版出典/所蔵元一覧
室 謙二 (むろ けんじ)
1946年東京生まれ.
大学在籍中からベ平連(「ベトナムに平和を! 市民連合」)に参加.フリーランスの書き手として活躍,雑誌『思想の科学』編集代表などを務めたあと,80年代後半からアメリカに住み,市民権を取得.旅行記,政治論,文学批評,伝記等のほか,コンピューター,出版,音楽,料理など幅広いテーマを論じる.
著書─『旅行のしかた──内側からタマゴを割る』『アジア人の自画像』『踊る地平線──めりけんじゃっぷ長谷川海太郎伝』(以上3点,晶文社)
『コンピューター文化の使い方』(津野海太郎氏と共著,思想の科学社)
『天皇とマッカーサーのどちらが偉い?』(岩波書店)
1946年東京生まれ.
大学在籍中からベ平連(「ベトナムに平和を! 市民連合」)に参加.フリーランスの書き手として活躍,雑誌『思想の科学』編集代表などを務めたあと,80年代後半からアメリカに住み,市民権を取得.旅行記,政治論,文学批評,伝記等のほか,コンピューター,出版,音楽,料理など幅広いテーマを論じる.
著書─『旅行のしかた──内側からタマゴを割る』『アジア人の自画像』『踊る地平線──めりけんじゃっぷ長谷川海太郎伝』(以上3点,晶文社)
『コンピューター文化の使い方』(津野海太郎氏と共著,思想の科学社)
『天皇とマッカーサーのどちらが偉い?』(岩波書店)
書評情報
信濃毎日新聞(朝刊) 2012年10月28日
北日本新聞(朝刊) 2012年9月9日
北國新聞(朝刊) 2012年9月9日
東京新聞(朝刊) 2012年8月12日
北日本新聞(朝刊) 2012年9月9日
北國新聞(朝刊) 2012年9月9日
東京新聞(朝刊) 2012年8月12日