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福島原発事故 県民健康管理調査の闇

放出された大量の放射能.健康への影響を調べる福島県の調査の裏で,専門家たちは一体,何をしていたのか.

福島原発事故 県民健康管理調査の闇
著者 日野 行介
通し番号 新赤版 1442
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 社会
刊行日 2013/09/20
ISBN 9784004314424
Cコード 0236
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 236頁
在庫 品切れ
未曾有の原発事故により放出された大量の放射能.住民の健康への影響を調べる福島県の調査の裏で,専門家,行政担当者たちは一体,何をしていたのか.秘密裏に会議を繰り返し,事前に調査結果に対する評価をすりあわせ,議事録までも改竄――.一人の記者が,〝闇〟に立ち向かい,調査報道でその実態を明らかにする.
プロローグ

1 取材開始

2 県民健康管理調査とは

3 秘密会

4 甲状腺がん、見つかる

5 シナリオ

6 何を決めていたのか

7 改竄された議事録

8 甲状腺検査

9 批判

10 原子力規制委員会

11 直接インタビュー

エピローグ
あとがき
「県民健康管理調査」の検討委員とオブザーバー
日野行介 (ひのこうすけ)
 1975年生まれ.九州大学法学部卒.毎日新聞社入社後,大津支局,福井支局敦賀駐在,大阪社会部,科学環境部を経て東京社会部.
 大阪社会部では司法担当が長く,和歌山県談合・汚職事件,薬害イレッサ訴訟や泉南アスベスト訴訟,郵便不正事件などを取材.敦賀駐在や科学環境部では原発を中心に取材した.

書評情報

ZAITEN 2013年12月号
毎日新聞(朝刊) 2013年11月10日
福島民報 2013年11月2日
日刊ゲンダイ 2013年10月31日
朝日新聞(朝刊) 2013年10月20日
通販生活 2013年秋冬号

受賞情報

日隅一雄・情報流通促進賞2014〔奨励賞〕
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