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南海トラフ地震

日本列島の宿命ともいえる巨大地震.いつ来るのか.何が起きるのか.どう備えるのか.第一人者が語る.

南海トラフ地震
著者 山岡 耕春
通し番号 新赤版 1587
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 自然科学
刊行日 2016/01/20
ISBN 9784004315872
Cコード 0244
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 220頁
在庫 在庫あり

南海トラフ地震.それは,日本列島の宿命ともいえる地震だ.マグニチュード8~9クラス.今後三〇年以内の発生確率が約七〇パーセント.日本の経済と社会の中枢を直撃する巨大地震は,ひとたび起これば未曽有の大災害をもたらす可能性がある.いつ来るのか.何が起きるのか.どう備えるのか.第一人者が語る.

はじめに

序 章 巨大地震の胎動

第1章 くり返す南海トラフ地震
 1 南海トラフ
 2 連動する二つの地震
 3 いつ起きるのか

第2章 最大クラスの地震とは
 1 311と何が違うか
 2 地震のシミュレーション
 3 そのとき、何が起きるのか

第3章 津波、連動噴火、誘発地震
 1 広域津波災害
 2 富士山の連動噴火
 3 追い打ちをかける誘発地震
 4 琉球列島の津波地震

第4章 被害予測と震災対策
 1 政府の被害想定を読み解く
 2 防災体制はどうなっているか
 3 直前予知は可能か
 4 予測だけでは被害は減らない

終 章 それでも日本列島に生きる

おわりに
山岡耕春 (やまおかこうしゅん)
 1958年静岡県生まれ
 現在─名古屋大学大学院環境学研究科教授.地震予知連絡会副会長,火山噴火予知連絡会幹事
 専攻─地震学,火山学
 著書─『Q & A 日本は沈む?──地震・火山と防災』理工図書,『地震予知の科学』東京大学出版会(分担執筆)

書評情報

読売新聞(朝刊) 2016年7月17日

電子書籍

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