岩波新書〈シリーズ 日本中世史〉 3
室町幕府と地方の社会
建武政権,室町幕府の樹立から応仁の乱まで,権力をめぐる天皇・武士の動きと,人々の暮らしを描き出す.
著者 | 榎原 雅治 著 |
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通し番号 | 新赤版 1581 |
ジャンル | 書籍 > 岩波新書 > 日本史 |
シリーズ | 岩波新書〈シリーズ 日本中世史〉 |
刊行日 | 2016/05/20 |
ISBN | 9784004315810 |
Cコード | 0221 |
体裁 | 新書 ・ 並製 ・ 262頁 |
在庫 | 重版中 |
足利尊氏はなぜ鎌倉幕府の打倒に動いたのか.南北朝動乱が半世紀も続いた理由とは.その後,展開する公武一体の政治の流れをおさえつつ,戦に赴く在地の武士の行動様式,連歌・茶会などの「伝統」文化,現代につながる村々の形成などを見ていく.応仁の乱で再び京が灰燼に帰し戦国前夜へと至る,室町時代の全体像を描く.
書評情報
日本経済新聞(朝刊) 2017年11月4日