シリーズ ここで生きる
バリアフリーのその先へ!
車いすの3.11
二四時間の介助を受けながら生きる著者を襲った3.11.瑞々しい感性で綴る,震災,障害,脱原発運動の風景.
著者 | 朝霧 裕 著 |
---|---|
ジャンル | 書籍 > 単行本 > 社会 |
シリーズ | シリーズ ここで生きる |
刊行日 | 2014/06/13 |
ISBN | 9784000287234 |
Cコード | 0336 |
体裁 | 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 164頁 |
在庫 | 品切れ |
難病を抱え,二四時間の介助を受けながらひとり暮らしをしている著者を襲った3.11.危機のなかで災害弱者を痛感し,東北の障害者たちの体験を聞く旅に出る.殻をやぶって踏み出した脱原発運動のなかで新たな障害者差別に出会い,心のバリアフリーについて考える.瑞々しい感性で綴る,震災,障害,脱原発運動の風景.
はじめに
1 原発震災、起こる
その日の、虫の知らせ
エレベーター、全停止
手と、手と、手
水と屋根
3・11の東京の夜
生きていてくれればそれでいい
風が、吹くとき
生きたい。心を殺さずに
声の虹
車いす、道で叫ぶ
仙台へ
2 あの日の記憶を抱えて――仲間たちの語り
中澤利江さん――動けない、でも、ひとりじゃない
栗原千賀子さん――誰も死なせない
佐々木緑さん――いても立ってもいられない
3 誰の命も一番
息ができる社会
ずっと、そうだった
当事者を、隠さないで
長い長い二分岐の終わり
孤立を防ぐために
祭りの陰から立ち上がる
それでもきっと、私たちは前より少し優しくなった
私の声
おわりに
1 原発震災、起こる
その日の、虫の知らせ
エレベーター、全停止
手と、手と、手
水と屋根
3・11の東京の夜
生きていてくれればそれでいい
風が、吹くとき
生きたい。心を殺さずに
声の虹
車いす、道で叫ぶ
仙台へ
2 あの日の記憶を抱えて――仲間たちの語り
中澤利江さん――動けない、でも、ひとりじゃない
栗原千賀子さん――誰も死なせない
佐々木緑さん――いても立ってもいられない
3 誰の命も一番
息ができる社会
ずっと、そうだった
当事者を、隠さないで
長い長い二分岐の終わり
孤立を防ぐために
祭りの陰から立ち上がる
それでもきっと、私たちは前より少し優しくなった
私の声
おわりに
朝霧 裕(あさぎり ゆう)
1979年埼玉県生まれ.愛称は「ダッコ」.ウェルドニッヒ・ホフマン症(進行性脊髄性筋萎縮症)のため,車いすの生活.24時間の介助サポートを得て,さいたま市でひとり暮らし.シンガーソングライターとしてコンサートやライブ活動を行うかたわら,講演やエッセーの執筆を行っている.
著書に『いつかの未来は夏の中』(七賢出版,1995年.本名・小沢由美の名で出版)のほか,『命いっぱいに,恋――車いすのラブソング』(水曜社,2004年),『車いすの歌姫――一度の命を抱きしめて』(KKベストセラーズ,2010年)など.
Twitterアカウント:@dacco3
1979年埼玉県生まれ.愛称は「ダッコ」.ウェルドニッヒ・ホフマン症(進行性脊髄性筋萎縮症)のため,車いすの生活.24時間の介助サポートを得て,さいたま市でひとり暮らし.シンガーソングライターとしてコンサートやライブ活動を行うかたわら,講演やエッセーの執筆を行っている.
著書に『いつかの未来は夏の中』(七賢出版,1995年.本名・小沢由美の名で出版)のほか,『命いっぱいに,恋――車いすのラブソング』(水曜社,2004年),『車いすの歌姫――一度の命を抱きしめて』(KKベストセラーズ,2010年)など.
Twitterアカウント:@dacco3
書評情報
埼玉新聞 2015年3月10日
シノドス 2014年8月3日掲載
クレヨンハウス通信 Vol.402(2014年7月)
埼北よみうり 2014年7月11日号
シルバー産業新聞 2014年7月10日号
シノドス 2014年8月3日掲載
クレヨンハウス通信 Vol.402(2014年7月)
埼北よみうり 2014年7月11日号
シルバー産業新聞 2014年7月10日号