メキシコからの手紙
インディヘナのなかで考えたこと
コロンブスのアメリカ「発見」以来,この大陸の原住民インディヘナは土地を奪われ富を失ない今日まで生きてきた.しかし,メキシコの山村で彼らの間に暮した著者は,いま貧困と圧制に抗して立ち上る彼らの姿を見た.国際的に活躍するバイオリニストが,激動の第三世界を内側からとらえ,自らの「先進国」を鋭く抉る衝撃のレポート.
書評情報
ふう 2010年2月号
インディヘナのなかで考えたこと