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病人の生命を救い,ケガを治すことができても,治療の後に体に不自由が残るならば,医学はその責任を果したとはいえないのではないか.こうした医療観のもとで,リハビリテーションの意義が注目されつつある.著者はそれを単に身体機能の回復訓練ばかりでなく,広く障害者の人権回復を求める思想と技術の体系としてとらえ直す.
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