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戦後思想を考える

戦後思想を考える
著者 日高 六郎
通し番号 黄版 142
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 哲学・思想
刊行日 1980/12/22
ISBN 9784004201427
Cコード 0210
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 210頁
在庫 品切れ
安保闘争の頃に生まれ,高度成長と共に育った若者たちに,どのように「戦後」を語ったらよいのか.敗戦の混乱と,民主化への高揚した気分をどう伝えるか.平和運動,民主教育運動,市民運動などに積極的に参加してきた著者が,自らの体験と重ね合せて戦後史をふり返り,新しい視角を提示しつつ,若者と連帯する方法を考える.
 戦後思想を考える
 体験をつたえるということ
 私のなかの「戦争」
 「滅公奉私」の時代
 管理社会化をめぐって
 青年について
 四・一九と六・一五
 水俣から考えること
 結びにかえて
日高六郎(ひだかろくろう)
 1917年中華民国青島市に生まれる
 1941年東京大学文学部社会学科卒業
 現在―京都精華大学教員
 著書―「現代イデオロギー」
    「日高六郎教育論集」
    「人間の復権と解放」
    「戦後思想と歴史の体験」
 編書―「1960年5月19日」(岩波新書)
 訳書―フロム「自由からの逃走」
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