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2022.06.30
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プルトニウムの恐怖
プルトニウムは,原子番号九四番の元素で,自然界には存在せず,人工的にのみ合成される.その一族プルトニウム二三九は半減期二万四一○○年の猛毒の放射性物質で,原子力発電の副産物としてできる.「人類の夢をかなえる元素」とも「悪魔の元素」ともよばれるプルトニウムにまつわる話を,巨大科学技術の問題とかかわらせながら語る.
第一章 パンドラの筐は開かれた
第二章 原子力発電
──巨大化と人間──
Ⅰ 原子力発電
Ⅱ スリーマイル島原発事故
第三章 核燃料はめぐる
Ⅰ 核燃料サイクルとプルトニウム
Ⅱ 核燃料サイクルの過程
Ⅲ サイクルと人と環境と
Ⅳ 日本の核燃料サイクル
第四章 核文明のジレンマ
Ⅰ プルトニウムの毒性
Ⅱ プルトニウムと核拡散
第五章 不死鳥かバベルの塔か
──高速増殖炉をめぐって──
Ⅰ 高速増殖炉とは
Ⅱ 高速増殖炉の将来
第六章 ホモ・アトミクス
第七章 未来への一視点
あ と が き
第二章 原子力発電
──巨大化と人間──
Ⅰ 原子力発電
Ⅱ スリーマイル島原発事故
第三章 核燃料はめぐる
Ⅰ 核燃料サイクルとプルトニウム
Ⅱ 核燃料サイクルの過程
Ⅲ サイクルと人と環境と
Ⅳ 日本の核燃料サイクル
第四章 核文明のジレンマ
Ⅰ プルトニウムの毒性
Ⅱ プルトニウムと核拡散
第五章 不死鳥かバベルの塔か
──高速増殖炉をめぐって──
Ⅰ 高速増殖炉とは
Ⅱ 高速増殖炉の将来
第六章 ホモ・アトミクス
第七章 未来への一視点
あ と が き
高木仁三郎(たかぎじんざぶろう)
1938年─2000年
1961年 東京大学理学部卒業.日本原子力事業,東京大学原子核研究所,東京都立大学などを経て,1975年に原子力資料情報室の設立に参加し,86年から98年まで代表を務める.1997年ライト・ライブリフッド賞受賞.
著書─ 『プルトニウムの未来』『市民科学者として生きる』『原発事故はなぜくりかえすのか』(以上,岩波新書)
『新版 単位の小事典』
『新版 元素の小事典』
(以上,岩波ジュニア新書)
『いま自然をどうみるか』(白水社)
『宮澤賢治をめぐる冒険』(社会思想社)
『市民の科学をめざして』(朝日選書)など
1938年─2000年
1961年 東京大学理学部卒業.日本原子力事業,東京大学原子核研究所,東京都立大学などを経て,1975年に原子力資料情報室の設立に参加し,86年から98年まで代表を務める.1997年ライト・ライブリフッド賞受賞.
著書─ 『プルトニウムの未来』『市民科学者として生きる』『原発事故はなぜくりかえすのか』(以上,岩波新書)
『新版 単位の小事典』
『新版 元素の小事典』
(以上,岩波ジュニア新書)
『いま自然をどうみるか』(白水社)
『宮澤賢治をめぐる冒険』(社会思想社)
『市民の科学をめざして』(朝日選書)など
書評情報
東京新聞(朝刊) 2011年10月9日
毎日新聞(朝刊) 2011年4月20日
日本経済新聞(朝刊) 2011年4月11日
毎日新聞(朝刊) 2011年4月20日
日本経済新聞(朝刊) 2011年4月11日