希望のヒロシマ
市長はうったえる
国際司法裁判所での証言をはじめ被爆50周年の活動をふりかえり希望の未来を願うヒロシマの思いを語る.
冷戦後もなお人類を脅かす核の脅威.ヒロシマの平和思想は世界を動かさないのか.広島市長として,ハーグ国際司法裁判所での核兵器の違法性を主張した陳述をはじめ,アジアへの謝罪を明言した平和宣言,アメリカでの公開講演など,被爆50周年を迎えて行なった活動と発言をふりかえりつつ,希望の未来を願うヒロシマの思いと苦悩を語る.
書評情報
朝日新聞(朝刊) 2001年8月6日