山内一豊と千代
戦国武士の家族像
山内一豊と千代の関係は,「内助の功」ではなく,盟友であった戦国武士の夫婦の典型例であることを説く.
土佐藩初代藩主,山内一豊の妻・千代は,名馬を買うためにお金を提供して,夫の立身出世を支えた「内助の功」で知られる.しかし,二人の関係は,盟友(パートナー)であった戦国武士の夫婦のあり方を示す典型例であることを,毛利元就や池田恒興・輝政の例などにもふれながら,最新の女性史研究の成果に基づいて明らかにする.
書評情報
しんぶん赤旗 2006年1月15日
日本経済新聞(朝刊) 2005年11月6日
読売新聞(朝刊) 2005年10月30日
日本経済新聞(朝刊) 2005年11月6日
読売新聞(朝刊) 2005年10月30日