今日はヒョウ柄を着る日

『みんな彗星を見ていた』『コンニャク屋漂流記』の人気作家による最新エッセイ集.

今日はヒョウ柄を着る日
著者 星野 博美
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2017/07/05
ISBN 9784000612104
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 174頁
在庫 品切れ
『みんな彗星を見ていた』『コンニャク屋漂流記』『島へ免許を取りに行く』『転がる香港に苔は生えない』の人気作家が新境地をひらく,最新エッセイ集.戸越銀座のお年寄りがまとうヒョウ柄の存在に気づき,人間界―動物界のハイブリッド性に敏感になった著者は,いつしか若い世代―お年寄り,記憶―真実,現世―あの世などの境界線上を旅し始めていた…….
【狩】
人間の声を猫語に翻訳すると
ライオンでも、虎でもなく
進化の途上
今日はヒョウ柄を着る日
ラファエロの目

【門】
覇気
文房具屋の謎
私の現在形
あの世の門
三枚の千円札
当デパートへ、ようこそ

【調】
波長
偏食と偏聴
無駄な記憶
カラスと夕焼け 1
カラスと夕焼け 2

【淵】
夢の淵
コーヒーの味
最後の晩餐
老いの国
悪寒問題

【岸】
長崎は今日も雨だった
鍵の行方
三途の川
遺物
墓地での出来事

あとがき
星野博美(ほしの ひろみ)
ノンフィクション作家.1966年,東京生まれ.著書に,『謝々! チャイニーズ』,『転がる香港に苔は生えない』(大宅壮一ノンフィクション賞),『のりたまと煙突』(以上,文春文庫),『迷子の自由』(朝日新聞出版),『愚か者,中国をゆく』(光文社新書),『コンニャク屋漂流記』(文春文庫.読売文学賞,いける本大賞),『島へ免許を取りに行く』(集英社文庫),『戸越銀座でつかまえて』(朝日文庫),『みんな彗星を見ていた──私的キリシタン探訪記』(文藝春秋)ほか.

書評情報

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CREA 2018年1月号
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