乱流のホワイトハウス

トランプVS.オバマ

ホワイトハウスに最も食い込んだ日本人ジャーナリストが描く,トランプとオバマ両政権の交錯と確執,そして大統領弾劾の行方.

乱流のホワイトハウス
著者 尾形 聡彦
ジャンル 書籍 > 単行本 > 政治
刊行日 2017/07/27
ISBN 9784000255042
Cコード 0031
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 284頁
定価 2,090円
在庫 在庫僅少
オバマ前大統領を激しく批判し,彼の政策を次々と覆すトランプ大統領.そのトランプ政権を揺るがす「ロシア疑惑」を最初に察知し,捜査を進めていたのはオバマ政権だった──.日本人記者としてホワイトハウスに最も食い込んだジャーナリストが,二つの政権の交錯と確執から見える最強組織内の暗闘,そして大統領弾劾の行方を描くノンフィクション.
はじめに

プロローグ オバマとトランプ、二つの政権のはざまで

第1章 ロシア疑惑、墓穴を掘ったトランプ

第2章 世界最強組織のインナーサークル

第3章 トランプが大統領になることを決意した日と政権100日の焦燥
 1 100日目の夜と6年前の因縁
 2 政権「100日」の焦燥、権力構造の変化と「分水嶺」

第4章 トランプ対メディア――その亀裂の真相

第5章 「ロシア疑惑」と「大統領弾劾」の行方
 1 暴露された機密文書
 2 動き出したFBIと米議会、焦点の7人
 3 「大統領弾劾」の行方と米国の分断

第6章 オバマはなぜ広島に来たのか――ケネディ大統領の影

第7章 ビンラディン殺害作戦と、オバマの決断

第8章 オバマからトランプへ、そして日本の進路

エピローグ 私が取材したオバマとトランプ、その素顔と孤独

おわりに
尾形聡彦(おがた としひこ)
1969年生まれ.朝日新聞オピニオン編集部次長兼機動特派員.慶応大学卒.1993年,朝日新聞入社.米スタンフォード大客員研究員を経て,2002年から米サンノゼ特派員としてグーグルやマイクロソフトなど米IT企業を取材.08年にロンドン特派員,09年から12年までは米ワシントン特派員としてホワイトハウスを取材.15年から機動特派員としてホワイトハウス取材を再開.日本の財務省・政策キャップ,経済部デスク,国際報道部デスクも務めた.ツイッターは@ToshihikoOgata

書評情報

週刊東洋経済 2017年10月28日号
朝日新聞(朝刊) 2017年9月24日
週刊ダイヤモンド 2017年8月26号
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