1月16日発売
学術279
日本文化のゆくえ
河合 隼雄
家族,教育,経済,科学,芸術,生死観,宗教,倫理など,現代日本文化のかかえる問題群を臨床的に読解することで,日本文化の方向性を,分かり易く平明に提示する.河合隼雄による日本文化論の到達点を示す.(解説=大澤真幸)
ISBN978-4-00-600279-4
学術280
宮本常一『忘れられた日本人』を読む
網野 善彦
既存の日本像に鋭く切りこむ日本中世史家が,宮本常一の『忘れられた日本人』を読みぬき,歴史の中の老人・女性・子ども・遍歴民の役割や東日本と西日本との間の大きな差異に着目したその先駆性を明らかにする.(解説=安丸良夫)
ISBN978-4-00-600280-0
学術281
だれが原子をみたか
江沢 洋
原子を見ることすらできない時代になぜその存在を理解できるようになったか.単なる歴史的な解説ではなく,各時代の科学者の探求の過程を,著者らの身近な実験で確認しながら考察する.物理とは何かを根本から考える一冊.
ISBN978-4-00-600281-7
文芸213
筑豊炭坑絵物語
山本 作兵衛/田川市石炭資料館 監修/森本 弘行 編
「ヤマ」の姿を記録して子や孫に遺したいという思いで描かれた山本作兵衛の炭坑記録画は,日本初の世界記憶遺産になった.227点すべての解説文を翻刻した文画集.日本の近代を支えた炭坑の実態をより深く味わえる.(カラー口絵4頁)
ISBN978-4-00-602213-6
文芸214
母
老いに負けなかった人生
高野 悦子
岩波ホール総支配人・高野悦子氏は,父の急死のあと十一年余,母を介護し,認知症から奇跡的に救い出した.映画に励まされながら,母がかなえられなかった夢を自らの夢として歩みつづける半生をふりかえる.
ISBN978-4-00-602214-3
来月の新刊予定
2月15日の発売予定です.
李鋭/小島晋治編訳
中国民主改革派の主張
中国共産党私史
【学術282】「共産党は社会民主党に改名せよ!」……民主改革派重鎮の訴え
井筒俊彦
『コーラン』を読む
【学術283】『コーラン』を解読してその精神性を明らかにする
田中眞澄
小津安二郎周游(上)
【文芸215】小津研究の第一人者が巨匠の足跡を描きだす
額田 勲
孤独死
――被災地で考える人間の復興
【社会252】仮設住宅内の診療所から見た弱者切り捨ての実態