2012年1月17日発売
文芸195
郊外の文学誌
川本 三郎
明治後期から戦後に至る東京の「郊外」の発展と文学芸術作品との関わりを論じた評論集.都市の発展史,鉄道や住宅開発の歴史にも及ぶ.過去のしがらみの少ない郊外の住宅地は,個の姿が見えてくる新しい場所であると語る.
ISBN978-4-00-602195-5
学術258
増補
求道と悦楽
――中国の禅と詩
入矢 義高
入矢義高は,唐宋代の口語・俗語を多用した禅語録を,精確に解読することで,文学としての中国禅の理解を画期的に深めた.入矢の「禅と文学」に関する論文,随想を精選してまとめる.今回,新たに六篇の論文・随想を増補した.(解説=衣川賢次)
ISBN978-4-00-600258-9
学術259
明治精神の構造
松本 三之介
「明治人の叛骨」「明治の国家精神」とは何か.知識人の思想を時代状況とのかかわりで解明し,時代を貫く思想の流れを明らかにしようとする本書は,思想史になじみの薄い読者にも分かりやすい恰好の入門書である.
ISBN978-4-00-600259-6
社会237
心で知る,韓国
小倉 紀蔵
韓国人は,日本人とどう違うのか.その行動と意識にはどのような特質があるのか.本書は韓国文化に通じた気鋭の著者が,愛・身体・宗教・人間関係・美意識など12のキーワードを通じて,お隣の国の謎を徹底的に読み解く.
ISBN978-4-00-603237-1
来月の新刊予定
2012年2月16日の発売予定です.
山内昌之
帝国とナショナリズム
【学術262】中東変動をどうとらえるべきか,その本質と多様性を論ずる
イ・ヨンスク
「国語」という思想
――近代日本の言語認識
【学術263】「国語」はなぜ,いかにして形成されたか
入矢義高
増補
自己と超越
――禅・人・ことば
【学術260】禅語録研究を確立した著者の代表的な論考をまとめる
アラン・ソーカル,ジャン・ブリクモン/田崎晴明,大野克嗣,堀茂樹訳
「知」の欺瞞
――ポストモダン思想における科学の濫用
【学術261】前代未聞の偽論文を書いた著者が真相を語る