小公女
フランシス・ホジソン・バーネット 作/脇明子 訳
バーネットの代表作『小公女』の新訳です!
ロンドンの寄宿学校にはいったセーラは、賢く裕福で、みんなから「公女さま」と呼ばれていました。ところが、父親が亡くなり孤児になったとたん、セーラは寒々とした屋根裏部屋へ追いやられ、下働きとしてこき使われる身に。つらい毎日に耐えていけたのは、持ち前の想像力のおかげでした。セーラは目の前の現実を別のものにおきかえて、その「つもり」になったり、物語ったりすることで、乗り越えようとしたのです。
そして、友情と誇りを失わなかった少女に奇跡が起きます――。
舞台化で人気を博した物語だけあって、またセーラをとりまく登場人物は、みな個性豊か。意地悪な先生ミス・ミンチン、それぞれにセーラを必要とするアーメンガード、ロッティ、ベッキーといった友だち、「大きな一家」の姉弟たち、隣りに引っ越してきた「インドの紳士」と召使いラム・ダス……。
印象に残る名場面もたくさんあります。
『小公子』同様、脇明子さんの読みやすい訳文でお届けします。建物の説明など、物語をより深く楽しむための注釈も充実しています。
小西英子さんが、臨場感あふれるさし絵を丁寧に描き下ろしてくださいました。
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