寒い冬のさなかに、大のなかよし、イップとヤネケのもとへ、トナカイのひくそりに乗ったサンタクロースならぬ、白馬に乗ったシンタクラースがやってきます!
おとなりの家に住んでいる、小さな男の子イップと、女の子ヤネケの物語『イップとヤネケ』の、番外編です。
シンタクラースって、なんだろう?と思われるかもしれませんね。シンタクラースは、寒い冬のさなか、お供の黒いピートといっしょに、白馬に乗って、子どもたちにプレゼントをもってきてくれます。シンタクラースの行事は、サンタクロースの行事と似て非なる、オランダの伝統行事なのです。
本作では、シンタクラースの行事をめぐる、イップとヤネケのお話10話を収録しています。白馬のために、靴にニンジンを入れておいたり、ほしいプレゼントのお手紙をなかよく書いたり、シンタクラースの歌をめぐってけんかをしたり。シンタクラースを迎えるまでの、小さな子どもたちの日々が、詩情ゆたかに語られます。
万国共通の、子どもがプレゼントを待つ気持ちが丁寧に描かれ、かつ日本にない冬のお祭りのようすが興味深くうかがえます。たいへんユニークな一冊です。
ぜひ、子どもさんとおしゃべりしながら読んでみてください。
カラー挿絵満載の、すてきな本ですので、クリスマスギフトにも。 |