■内容紹介 みなさんにとって,「アフリカ」とは,はるか遠い地域でしょうか.それとも,身近なイメージがあるでしょうか.地理的には距離のある国々ですが,一方で,テレビや雑誌などでは,ほぼ日常的に大自然あふれる大地として紹介されていますし,アートや音楽にも触れる機会があります.また,ホワイトバンドやユニセフ募金など,支援する土地としての印象もあることでしょう. 2008年5月には,第5回アフリカ開発会議(TICAD IV)が横浜市で開かれます.これは,日本が主体となって国連機関や世界銀行などと共催する,アフリカ開発をテーマとした国際会議です.アフリカの支援をどうすればいいか,という大きな会議を5年ごとに東京で開いてきたことをご存知の方は,それほど多くはないかもしれません. この本では,歴史・政治・経済・社会・文化など,人文社会科学の研究者たち12人が,それぞれの分野で,がっちりアフリカと付き合ってきた研究について,インタビュー形式でわかりやすく説明します.たしかに,現代日本で生活する私たちの目から見れば,「貧しくてかわいそう」と思ってしまいがちなアフリカですが,研究者の方々が実際に触れてきたその言葉からは,実は生きる力がみなぎっていて,心豊かな,笑顔のすばらしい土地であることが伝わってくるのです.私たちができる「ほんとうの支援」とは,どういうものであればいいのか,アフリカの人たちの幸せとは何なのか,ぜひみなさんも,この本でアフリカを追体験しながら考えてみてください.
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