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608
社会とどうかかわるか
――公共哲学からのヒント
山脇 直司 著
定価 777円
■目次
はじめに
第一章 滅私奉公の時代があった
  1 お国のために
  2 会社のために
  3 規律のために
  4 イデオロギーのために
第二章 大流行の滅公奉私
  1 世界は二人のために?
  2 学校生活のなかで
  3 他者との関係のなかで
  4 ルール社会のなかで
  5 競争社会のなかで
第三章 一人ひとりの「私」をを活かす
  1 世界に一つだけの花を咲かせるには
  2 個人の人権を考え直す
  3 「私」と「私」のつながり方
  4 民主主義の新しい考え方
第四章 公共世界とのかかわり
  1 公共とはなにか
  2 公共の福祉という価値
  3 公共善と公共悪・災禍
  4 分かちあう感情・理性・想像力
  5 公共的記憶と公共的未来
  6 「私」と公共世界をつなぐメディア
第五章 活私開公でいこう
  1 自分・他者・公共世界
  2 活私開公で読む憲法と教育基本法
  3 活私開公的な仕事のあり方
  4 国際社会のなかでの活私開公
  5 グローカルに学び,考え,活動する
おわりに
■内容紹介
 社会のために,と言われてもピンとこない.でも,社会なんて関係ない,と言いきるのも違うような気がする.じゃあ,私はどうすればいいの? ――そんな漠然とした思いからもう一歩,一緒に考えてみませんか.
 いま私たちのまえに当たり前にあって,変わらないように見える社会も,じつは人間の試行錯誤の結果.自分を殺して社会のために生きることがみなに強要された時代があったり(=滅私奉公),社会なんてどうでもいいと自分勝手に生きる人が増えたり(=滅公奉私),一人ひとりのあり方やつながり方によって,社会のかたちも変わっていきます.そんなふうに社会が変えられるなら,あなたはどんな社会がいいですか.そのためにはなにが必要なのでしょうか.
 この本では,一人ひとりがいきいきと,でもつながりを大切にしながら生きていける社会(=活私開公)を提案しています.そのような視点で考えてみると,これまで難しく思えていた「人権」や「平和」,「民主主義」なんていう言葉も,身近で大切なものに感じられるかもしれません.この本では,それらの問題をひとつずつ考え直し,新しい社会のために一人ひとりが身につけ,みなと分かち合うべき価値や感情,記憶についても考えていきます.
 毎日の学校生活から国際社会のことまで,あるいは現在から過去,そして未来へ.みなさんが社会とかかわっていくためのヒントを,この本のなかに少しでも見つけてくれればと願っています.


  表示価格は全て定価(税5%込)です.



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