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知ろう 食べよう 世界の米
佐藤 洋一郎 著
 
■目次
  はじめに
     
  1章 世界の穀物をみてみよう photo
     
  2章 イネとはなにか
    1 野生イネというイネ photo
    2 栽培イネ誕生
     
  3章 熱帯モンスーンのイネと米
    1 風土と米
    2 熱帯モンスーンアジアのイネと米  photo
    3 熱帯の島じまのイネと米 photo
    4 焼畑で作る米 ――モチ米文化圏  photo
     
  4章 温帯モンスーンのイネと米
    1 米を炊く文化  photo
    2 米とセットの魚たち  photo
    3 風変わりなイネたち
     
  5章 つぶして食べる米文化
    1 粉にして食べる  photo
    2 発酵させて食べる米
     
  6章 シルクロードを通って
    1 変化する風土  photo
    2 中央アジアのイネと米
    3 インドのイネと米文化  photo
    4 中央アジアの米料理
     
  7章 世界に広がったイネと米
    1 西に伝わった米  photo
    2 米国の稲作と米
    3 現代の運び屋たち  photo
     
  あとがき
     
    *目次にの表示があるものはクリックすると、本文中の写真および、紙幅の関係で掲載できなかった写真がカラーでご覧頂けます。

■内容紹介
 みなさんは、お米が好きですか? 私は大好きです。
 シンプルなおにぎり、おかゆ、お餅におこわ、チャーハン、パエリア、ビーフンやフォー(米粉の麺)……どれもおいしいですよね。

 ところで、初夏、鏡のように澄み切った水をたたえる田植えを待つ田んぼ、秋に稲穂が金色にかがやく収穫を待つ田んぼ……
 稲作といえば水田、と思っていませんか? 私はそうでした。
 でも実は、米は小麦とならんで世界中で一番多く、人びとに食べられている穀物なのです(トウモロコシの生産量のほうが上ですが、動物の飼料としての割合が高いと言われています)。 世界中の人びとが、なんらかの形で米を食べていますし、稲作は日本やアジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカ、アフリカでも行われています。
 焼畑でつくるお米もあれば、海岸付近でつくるお米もあります。
 炊きこむお米もあれば、パスタのように茹でこぼして食べるほうがおいしいお米もあります。
 長い歴史のなか、世界各地では、それぞれの土地や気候にあった栽培法や食べ方、多様な米文化を発展させてきました。

 この本では、イネの研究者であり、米料理の名人でもある著者が、世界のいろいろな米や米料理をご紹介します。
 興味があれば、海外の食材もぜひインターネットなどで取り寄せて、自分でも料理してみてください。
 米は日本的なモノ、という考えがガラッと変わる、おいしい話です。


■著者紹介
佐藤 洋一郎
1952年和歌山県生まれ.77年京都大学農学部卒業.79年同大学大学院農学研究科修士課程修了.農学博士.国立遺伝学研究所助手,静岡大学農学部助教授を経て,現在,総合地球環境学研究所副所長・教授.専攻は植物遺伝学.

著書に『よみがえる緑のシルクロード』(岩波ジュニア新書)、『稲のきた道』(裳華房)、『DNA考古学』(東洋書店)、『稲の日本史』(角川選書)、『クスノキと日本人』(八坂書房)、『イネの歴史』(京大学術選書)、『コシヒカリより美味い米』(朝日新書)『食と農の未来──ユーラシア一万年の旅』(地球研叢書) など。「ユーラシア農耕史」(2009~2010年、臨川書店、全5巻)を監修。



  表示価格は全て定価(税5%込)です.



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