自然科学書編集部


1月10日



岩波科学ライブラリー

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〈生物多様性〉を考える


ファインマン特集
これから出る本より

 岩波科学ライブラリーは,「どうしてこうなってるの?」から「こんな研究している人ってどんな人?」まで,気になる「?」を発掘し続けてきました.このたびは刊行点数200点突破を記念し,2月6日に4冊同時刊行いたします.

佐藤 克文,森阪 匡通 著
『サボり上手な動物たち――海の中から新発見!
 
編集部からのメッセージ

 ペンギンやイルカといえば,多くの動物園や水族館で大人気.そんな人気者の生態なんてほとんどわかっているだろう,と思うかもしれません.ところが,研究者を悩ませる「壁」のせいで,その真の姿はまだまだ謎だらけなのです.その壁とは「見えない」こと.広大な海のなかで暮らす動物だちが何をしているかを,科学的に「見る=知る」方法がなかったからです.新しい技術と手法で挑む新世代の研究者たちによる,興奮に満ちた新しい海洋動物学をたっぷり紹介します.

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松浦 健二 著
〈生きもの〉『シロアリ――女王様,その手がありましたか!
 
編集部からのメッセージ

 著者と初めてお会いしたその日に受けた,熱きシロアリトークの洗礼が忘れられません.気がついたら2時間.あまりにもエネルギッシュで,あまりにもおもしろく,メモを取る手も追いつかないほどでした.その次の機会にも,やっぱり2時間.まだまだいけそうな勢いです.
 涸れない泉のようなこの情熱と,溢れんばかりのシロアリ愛が,本書でも端々に現れています.シロアリ社会の驚くべきからくりと,彼らの意外なほど美しい姿を,どうぞご堪能ください!

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トム・ガリー,松下 貢 著
『英語で楽しむ寺田寅彦』
 
編集部からのメッセージ

 翻訳とは究極の精読.時代も地域も超えた普遍性をもつ寅彦の名随筆を英語で読み,英訳過程の一部を知ることは,あらたな発見をもたらすでしょう.とりあげる随筆は,3.11後の今あらためて読み返したい「津浪と人間」「地震雑感」「天災と国防」「流言蜚語」ほか2篇です.寅彦のような随筆を英語で書いて日本の科学を世界に向けて発信する科学者がこの先あらわれてほしい,というのも著者の願いの一つです.

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遠田 晋次 著
『連鎖する大地震』
 
編集部からのメッセージ

 東北沖地震によって各地で地震が誘発されました.それは今も続いています.本書は,余震や誘発地震の仕組みをできるだけ分かりやすく解説したものです.地震に備えるために,地震現象や大地の動きを理解することから始めてみてください.



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