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1月10日


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| 毎月、このコーナーでは、自然科学関係の本の重版情報をお伝えします。点数が多いので、すべてではありませんが、当ページが更新される月の主なものを紹介していきます。 |
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■ 2012年度・自然科学書一括復刊
今年も自然科学系書籍の一括復刊を行いました。全国の協力書店にて好評発売中です。ご要望にお応えできなかった書目も多いかと思いますが、よろしくお願いします。引き続きこちらより復刊ご要望の声をお聞かせ下さい。
| ○ 吉田耕作,河田敬義,岩村 聯 『位相解析の基礎』 A5判・484頁,5565円 |
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微分積分の理論は,演算を関数空間の作用素としてとらえる位相解析の手法によって精密化される.集合・位相・測度,ヒルベルト空間およびバナッハ空間さらに超関数を軸に要点をわかりやすく解説した. |
| ○ 高木貞治 『数の概念』 A5判・102頁,2625円 |
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整数論の研究で世界的に知られ,わが国の数学の発展にはかりしれない貢献をされた高木博士.文字どおり著者が「数とは何か」を追求した名著.数学者だけでなく,哲学に関心を持つ読者にも深い感銘を与える. |
○ コルモゴロフ,フォミーン/山崎三郎,柴岡泰光 訳 『函数解析の基礎 原書第4版 (上)』 A5判・346頁,4620円
『函数解析の基礎 原書第4版 (下)』 A5判・256頁,3990円 |
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函数解析は古典解析学の諸領域を母体として確立され,いまや解析学の中心的位置を占める.本書は函数解析の標準的教科書として広く親しまれており,微積分と線形代数を予備知識として自己完結的に解説されている. |
| ○ 彌永昌吉,小平邦彦 『現代数学概説 Ⅰ』 A5判・426頁,7245円 |
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わが国の代表的な数学者である両教授が,数年にわたる準備の末に書かれた現代数学に対する最高の入門書.群・環などの代数学上の諸概念,ファンクターなどの新しい観点を現代的意義に基づいて再構成する. |
| ○ 河田敬義,三村征雄 『現代数学概説 Ⅱ』 A5判・426頁,5355円
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「概説Ⅰ」で扱った集合・代数系を受けて,位相・測度の理論を中心に解説する.「概説Ⅰ」と併せて読めば,現代数学の基本的な柱がもれなく理解できる.内容・執筆共に初学者を配慮した格調高い教科書. |
| ○ M.リード/若林 功 訳 『初等代数幾何講義』 A5判・224頁,3885円 |
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日本の研究にも大きな影響を与えた著者が,代数幾何学の基礎を初学者向けに歴史を交じえながら解説する.親しみやすい2次曲線から出発し,平面曲線,アフィン多様体,射影幾何学へと進む. |
| ○ 秋月康夫,中井喜和,永田雅宜 『代数幾何学』 A5判・280頁,5985円 |
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代数幾何学は,ザリスキーなどの研究の進展により現代的な基礎づけがなされ,理論が精密化した.本書は対象の幾何的意味も見えるように配慮しながら,多様な手法をコンパクトに整理する.初めて学ぶ際の入門書として有益である. |
○ 江沢 洋,渡辺敬二,鈴木増雄,田崎晴明 『くりこみ群の方法』【現代物理学叢書】 A5判・268頁,4305円 |
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くりこみ群の方法は一種の遠近法であって,統計力学でも場の量子論でもよく用いられるが,これまでの解説は論理明快でない場合が多い.本書では,この方法の基本的側面を明快に解説する. |
○ 大貫義郎,鈴木増雄,柏 太郎 『経路積分の方法』【現代物理学叢書】 A5判・240頁,3675円 |
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直観的見通しのよさと扱いの柔軟性によって,経路積分法は現代物理学の多くの分野で取り入れられ,近年,著しい発展をみせている.本書は,その基礎から最新の応用までを,素粒子論と物性論の両面から統一的に解説する. |
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