前著から20年―エビは、私たちの食はどうなったか
前著『エビと日本人』が刊行されたのは1988年。日本は「バブル経済」の真っ只中にありました。私たちの食卓の向こうにあるアジアとの関係を、エビを切り口に鮮やかに描き出し、多くの読者を獲得したこの本から20年。ついに続編の登場です。
グローバリゼーションの進展と重なったこの20年の間に、日本の食は、さらに輸入依存度を深めました。本書では、前著以降に著者がおとずれたニカラグア、台湾、タイ、インドネシアなどのエビに関わる人びとの現場が、臨場感にあふれた筆致で描き込まれています。
データも全面刷新しました。エビの生産、消費、流通に関わる指標を数字でたどることで、私たちの暮らしとアジアとのつながり、さらにはグローバル化が日常に浸透している様子が立体的に浮かびあがります。
『エビと日本人』と2冊合わせて半世紀。エビから「食」を考えなおす旅に、ぜひご一緒してください。
(新書編集部 太田順子)
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