ドイモイから二十余年、最新報告
現在は、「第2のヴェトナム・ブーム」だそうです。年間30万人以上の日本人がヴェトナム旅行を楽しみ、高級リゾートなども注目を集めています。また、ハノイ近郊にトヨタ・ホンダをはじめとする日本企業が数多く工場を操業し始めており、日本政府の積極的なODA支援にも奨励され、多くの企業がヴェトナム進出を決めています。ヴェトナム人の勤勉さ、労賃が廉価であること、治安状況がいいことなどに加えて、中国に対する一種のカウンターバランスをとる意味でも注目されているそうです。さらに、ヴェトナム株に関心を持つ日本人投資家も急増しています。また、退職後に生活費があまりかからないヴェトナムで暮らそうとする人も増えています。
一方で、経済の発展に伴って、汚職・腐敗の構造や、都市化の問題、格差の拡大、共産党一党支配の弊害、激しいインフレ等々、多くの課題も表面化してきているといいます。本書では、同国の苦難の歴史をたどって、あらためて「ヴェトナムとは何か」を探り、政治・経済の現況を踏まえて将来の方向性を展望し、そして日越関係の今後について考察します。
必読書として広く読まれた前著刊行から14年、ドイモイ(刷新)政策採用二十余年の同国の最新報告です。
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