科学
2001年12月号
(Vol.71 No.12)
目次

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科学トップページ

巻頭言 NPOの可能性と基本的課題  金子郁容

 

 特集-1=反世界の謎を探る

[インタビュー]実証された小林 - 益川理論  小林誠

反粒子はどこに消えた?−粒子ばかりの宇宙ができた源を探る  栗本猛

CP非対称の起源−Bファクトリーの挑戦  相原博昭

 

 特集-2=あなたが考える科学とは 完結

科学の発展と社会  位田隆一
人間存在の本質に関わる問題  斎藤貴男
所有と流通の様式の変更  立岩真也
「社会的事業」としての科学−「紙と鉛筆」からSSCへ  野家啓一
「科学の知」の光と影  蔵本由紀

研究者の動機を考える  上田誠也
科学・技術と社会・市民のいい関係づくり  武内和彦
地球環境のための知の体系化  井村秀文
言語と自然科学  坂原茂
デジタル社会と人間  有川正俊
科学のオンパレードの中での私の仕事  大野義夫
環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)問題からみた科学  井口泰泉
効率か心の温かさか  石黒マリーローズ

【読者からの投稿】

千年科学技術をめざそう  沖大幹

発見の喜び:科学における主観の意義  瀬川彰久
科学は毒か薬か?−戦争と科学  澤田哲生
素人が科学を育てる  西山豊
科学とは−科学教育振興のために  上田豊
科学と人間の世界  桑田幹哲

科学がクリアしなければならないこと  神津正生

【総論】

私にとって科学とはなにか  多木浩二

科学とは  戎崎俊一


  科学通信
インタビュー:再生医学を展望したヒトES細胞研究  中辻憲夫
オピニオン:世界貿易センタービルの崩壊と超高層ビルの安全性  神田順 
科学の動向:社会基盤としての安全なソフトウェア  柴山悦哉 米澤明憲
レポート:ポスドクを取り巻く状況はどうなっているのか−ポスドクフォーラムの活動から  平山貴之
コラム地球の眼:経済発展の影で変わりゆくナミビア  川上紳一

 

富士山の活動を捉える  藤井敏嗣

ヒト培養細胞:科学と倫理のジレンマ
─ヒト培養細胞の個別識別の重要性とヒト遺伝子解析研究資源の匿名性に関する問題
 水沢博・増井徹・田辺秀之

歴史的転換期を迎えた科学技術システム─科学技術の現在史の立場から(第2回)日本の科学技術政策の転換期  吉岡斉

ヒト知性の計算神経科学(第6回:最終回)ヒトの知性に計算理論はどこまで迫れるか 川人光男・銅谷賢治・春野雅彦

ある科学者の本音(第3回)小泉純一郎氏の科学的人間像  伊吹雄呂志

天と地と人の間で(第29回) 「科学的な確証がない」という常套句  池内了

今井功先生の新物理感覚(第13回) 電流とは何だろう?
─電磁現象の起源は物質の原子構造

アイの子育て日誌(最終回) 社会のなかで生きる  明和政子

書評 『MY LIFE』 加藤万里子 評 / 『魚名文化圏』 秋道智彌 

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次号予告/編集後記

       



 
 
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