科学

2008年8月号
(Vol.78 No.8)

目次

進展する“意識”の科学が人格や生死の境界に挑む! 脳イメージングは 何を可能にしているのか.また脳死はどのように見直しを迫られるのか. 2006年3月号特集「意識・脳・身体の接続へ」に続く問題提起.

 

  

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特集  生と死の脳科学
    ─意識・倫理・エンハンスメント

I部〈脳科学の現在〉
脳と人格はいかに統合できるか 片山容一
進化する“意識”の脳科学─意識と注意の再定義へ 土谷尚嗣
脳機能イメージングは心の理解につながるか 本田学
無意識の科学 信原幸弘
食品による〈社会〉の増強─オキシトシンと神経経済学 原塑

II部〈生きているとは何か〉
意識する植物状態患者,その新たな展望 ─科学的現状と倫理的議論との融合を出発点として 戸田聡一郎
心を伝えるブレイン-マシンへ 川口有美子
“潜水服”を開ける鍵─「植物状態」とミニマルな意識 美馬達哉
[文献]長期にわたる「脳死」 ─メタ分析と概念的な帰結  D. アラン・シューモン(小松真理子訳)
[訳者解説]近年明らかになってきた脳死概念の矛盾  小松真理子
ヴァチカン会議に見る脳死論議の現状 渡部良夫
「人間」の拡張を演出する─BMI,エンハンスメント,エシックス 植原亮

巻頭エッセイ 学ぶ・創る・遊ぶ
  2009年を,科学の楽しさを広げる年に 海部宣男

科学通信
科学の動向:大いなる宇宙の謎にいかに挑むか─数物連携宇宙研究機構の取り組み 村山斉
科学ニュース:摩訶不思議なカモノハシは進化の証人─胎盤形成にかかわる遺伝子の誕生 丹羽仁史
科学ニュース:カモノハシ・ゲノムから見た哺乳類の進化 一柳健司
オピニオン:柏崎刈羽原発の新たな基準地震動:内容と審議の大きな欠陥 石橋克彦
コラム《超分子》通信:超分子の向こうに生物は見えるか? 有賀克彦

星砂Times(第20回) 下田実習 中嶋康裕


物理の響き♪こころのひびき♯♭─音楽への認知的アプローチ(第3回)音の形が聴こえるか?  伊東乾

広辞苑を3 倍楽しむ(第7回) 蟻川謙太郎

日本自然再生紀行(第13回) 一関の樹木葬 鷲谷いづみ

数と漢字の物語(第2回) 二十八のリアリティ 円満字二郎

ちびっこチンパンジー(第80回) 人間もまたサルである 松沢哲郎

〈フォーラム〉ネット社会のガバナンス(第2回) 「フィルタリング思考」の危うさ  水島朝穂

市民社会と行政法(第3回)  大浜啓吉

心にのこる1冊
中尾佐助著『栽培植物と農耕の起源』  山本紀夫

書評
外山敬介・甘利俊一・篠本滋編『脳科学のテーブル』  合原一幸 評

50年前には/75年前には

編集部に届いた本から

次号予告

 

 

 

 



 

 

 

 

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