失われゆく生物多様性と人間の責務 前田琢 732
個体群の縮小と絶滅過程 椿宜高 740
伊勢湾に残された藤前干潟の自然を守る 辻淳夫 750
ヤンバルの森は守れるか〈カラー〉 宮城邦治 754
田んぼとともに生きてきたミヤコタナゴ 赤井裕 756
トキの遺伝子保存 石居進 758
広域環境モニタリングの現状と将来〈カラー〉 恒川篤史 765
ドイツにみる生態的ネットワークを生かした国づくり〈カラー〉 一ノ瀬友博・Stefan HOTES 772
里山の自然を守る市民活動
―自然・文化喪失の時代に生態学は〈カラー〉 鷲谷いづみ 779
海洋への油流出と生態系の破壊 小城春雄 785
カタクリの咲く谷戸の自然〈カラー〉 北川淑子 788
国際NGOによる政策提言
―よりよい保全と研究と利用のために〈カラー〉 黒坂三和子 790
生命支持システムを守るための法制度 磯崎博司 799
保全を成功に導くための行政の役割 幸丸政明 805
書 評
ロビン・ダンバー;科学がきらわれる理由(長谷川寿一) 813
科学時事
ヘールボップ彗星の構成成分と起源―初期太陽系からの手紙 760
生命の星・地球博物館特別展―地球再発見へのいざない 814
日本では1980年代以降も不妊手術が強制されていた 815
《50年前には》 798 次号予告/編集後記 816