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2015年11月号電子版論文

『科学(電子版)』第85巻第11号,e0001頁,2015年


The Nuclear Regulation Authority’s Careless and Faulty Review will Invite a Second Earthquake-Nuclear Combined Disaster (Genpatsu Shinsai)……Katsuhiko Ishibashi
 (英文。約0.6MBのpdfダウンロード)

2015年5月号の石橋克彦氏の巻頭エッセイ「第2の原発震災を招く原子力規制委員会の杜撰な審査」の英文翻訳版です。世界に向けて状況を発信するために作成いたしました。


2014年10月号電子版論文

『科学(電子版)』第84巻第10号,e0001頁,2014年


2013 UNSCEAR Report on Fukushima: a critical appraisal……Keith Baverstock
 (英文。約1MBのpdfダウンロード。日本語翻訳版は2014年11月号掲載)

ベーヴァーストック氏は放射線による公衆衛生・労働安全衛生を研究してきた専門家で、1991〜2003年にはWHO欧州地域事務所で放射線防護プログラムを指揮。チェルノブイリ事故後の甲状腺がんの増加にいち早く着目し、国連調査団の一員として調査、報告書を公表。現在はEUのARCHプロジェクト(チェルノブイリ健康影響調査)委員、東フィンランド大学クオピオ校勤務。本稿はベーヴァーストック氏によるUNSCEAR報告書への批判的論考です(英文原著、翻訳は本誌2014年11月号掲載)。現在、環境省の専門家会議を始めとして、UNSCEAR報告書の数字だけを取り出される傾向にありますが、報告書自体が言及するように、不確実さに大きな幅があることが見落とされてはなりません。ベーヴァーストック氏が批判する利益相反や専門性の問題は、今次原発事故の影響を検討する際、大きな障害となっている可能性があります。


2014年3月号電子版論文

『科学(電子版)』第84巻第3号,e0001頁,2014年


再論 福島第一原発1号機の全交流電源喪失は津波によるものではない……伊東良徳  e0001
 (約18MBのpdfダウンロード。最初の3ページ(750KB)についてはこちら

東京電力福島第一原子力発電所の電源喪失が津波到達後におこったのかどうか。この点は,原子力発電所がどのような備えをもつべきかに関する,非常に重要な論点です。伊東氏の論考は,緻密な論証により,津波到達時刻以前に電源が失われたことを示し,東京電力の主張を論破します。題名に「再論」とあるのは,本誌2013年9月号掲載の同名の論考をさらに深めたものだからです。本稿では,東京電力との主張の相違点を明確にし,東京電力の主張の不合理さをより一層浮き彫りにしています。福島原発事故の検証を独自に行っている新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会において本論文が注目されており,今後の議論が注目されます。今回の論文公開は,本誌の社会貢献活動として,無料で行います。