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 現代科学の営為を多角的にとらえる | |
『科学』ホームページへようこそ |
| 小誌は、科学界と社会を結ぶ雑誌として1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊されて以来、科学の進展と、科学と社会の間で起こるさまざまな問題を見つめてまいりました。 今回の大災害は、本当に言葉を超えた事態に思います。将来の時点から現在の転回点を振り返るときに、本誌が時代の証言を記録しえているように、企画活動に取り組んで参りたいと存じます。 |
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1月号
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| 〈発売中〉 定価1400円 |
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| | | ■ 最新号より
◎今号は2012年度ノーベル賞にちなむ特集です。「発生の謎から臨床へ──iPS細胞の歴史的位置」と題し、第一人者の岡野栄之氏・丹羽仁史氏に対談いただきました。発生生物学からみたiPS細胞(藤森俊彦氏)、共同受賞のガードン氏についての解説(宮本圭氏)、山中伸弥氏・高橋和利氏の過去の発表論考の再掲載(「再プログラム化による多能性幹細胞の誘導」2009年、「分化した体細胞から人工万能幹細胞を作製」2006年)で構成しています。
◎ノーベル物理学賞・化学賞については、山本喜久氏、占部伸二氏・田中歌子氏、岩田想氏に解説いただいています。
◎7本の独立記事を掲載。寺岡弘文氏の論考は、DNA二重鎖切断修復・細胞がん化の研究を丁寧な解説をふまえて、“滅核”(寺岡氏の言葉で原子炉・核の廃絶の意味)を提唱。
◎「尿検査を活用して内部被曝を知る」(中川尚子氏・木村かやの氏)は、尿検査による数値から目安をどのように考えるか、みていきます。簡便な換算表つきです。ホール・ボディ・カウンターは下限値が大きく、とくに子どもの計測には向いていません。20Bq/kg(体重)を目安にし、可能な限り低減させていくとすれば、尿検査の活用が考えられます。
◎「26年後のチェルノブイリの子どもたち──ロシアの研究が語る健康被害」(吉田由布子氏)は、ロシアからの報告の紹介です。2月3日にはこの研究所のセンター長の講演会(詳しくはこちら:外部サイト)が予定されています。
◎トム・ガリー氏(好評連載「寅彦 in English」著者)の「英語は科学の共通語に適しているか」は、東京大学で英語教育にかかわる著者からみた、英語の不合理さの指摘です。
◎原子力規制委員会の原発敷地活断層調団の活動は、学界の常識・見識を規制に反映させる、注目すべき取り組みを続けています。敦賀原発の破砕帯調査について鈴木康弘氏の解説と、大飯原発破砕帯調査についての島崎邦彦原子力規制委員へのインタビューを掲載。
◎「福島第一原発の原子炉建屋地下室に漏出する膨大な高濃度放射能汚染水の危険性」(海老澤徹氏・澤井正子氏)では、あまり光のあてられていない重要な問題として、地下水からの流入によって高濃度汚染水が増え続けている実態に迫ります。
◎巻頭エッセイは暉峻淑子氏、科学時評は野村吉太郎氏(弁護士、「福島人権宣言」事務局)です。
◎「福島人権宣言」シンポジウムの記録、国連人権理事会特別報告者の11月のプレス・ステートメントの記録も掲載しています。
◎2012年6月号の編集部からのメッセージ「原子力規制の問題」、 2012年3月号(科学の〈限界〉:価値の選択と予測)の「特集にあたって」、2011年8月号巻末に掲載した編集部からのメッセージ「原発再稼動の前に事故検証を」を公開します(pdfダウンロード)。
●発売中の原発問題関連書籍
◎黒田光太郎・井野博満・山口幸夫編『福島原発で何が起きたか──安全神話の崩壊』
※多数の論者が参加した国際シンポジウムの記録です。問題群を一望し整理に役立つと思います。
坂田昌一/樫本喜一編『坂田昌一 原子力をめぐる科学者の社会的責任』 ※50年前の原子炉導入期に、安全性を保障する制度を導入しようとした科学者の苦闘の記録。いまこそ読み返されるべき言葉があります。
石橋克彦編『原発を終わらせる』(岩波新書・新赤版1315) ※14人の筆者が、いま原発を超えていくべき理由を語ります。
エステル・ゴンスターラ著『インフォグラフィクス 原発──放射性廃棄物と隠れた原子爆弾』 ※原子力と廃棄物をめぐる世界各国の過去と現在を、事実とデータにもとづいて美しく印象的なグラフィックで表現!
「科学」編集部編『原発と震災──この国に建てる場所はあるのか』 ※耐震性と立地の議論について、近年の本誌論文を集めました。(品切れになりました2007年11月号「日本の原発はなぜ〈信頼〉されないのか」の論考その他を収めています。)
こちらのページで「大震災・原発を考える」書籍をご紹介しています。
『科学』2010年2月号特集「プルトニウム科学の現在」もどうぞ(在庫あり)
●参考: 『科学』の原子力発電関連記事のリストをつくりました(特別公開記事あり) (3月16日からこのページに記載していた原子力発電所に関連するメッセージは、上記ページの末尾に移動しました。
雑誌『世界』2011年1月号特集「原子力復興という危険な夢」(特別公開記事あり)
●本誌連載が本になりました。 西尾成子『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』 ※石原純は、量子論と相対論で当時最先端の論文を書いた理論物理学者で、本誌創刊の編集主任でもありました。時流に流されずに社会を見つめた石原の眼を、今こそ振り返りたいと思います。朝日新聞、読売新聞の書評欄で紹介されました。
科学編集部編『科学者の本棚─『鉄腕アトム』から『ユークリッド原論』まで』 ※本誌連載「心にのこる1冊」の単行本化です。思い出の1冊、人生を変えた1冊を、さまざまな科学者、および科学と深いかかわりのある方々が紹介します。『プレジデント』誌で紹介されました。
■ 「科学と広報」のページで記事公開開始 ◎資金規模が大きく、注目されている「最先端研究開発支援プログラム」について、広くお知らせする企画を考えました。気鋭のサイエンスライターの取材による広報記事です。最初の記事を公開しています。「科学と広報」のページへ
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