 |

現代科学の営為を多角的にとらえる
|
『科学』ホームページへようこそ
|
|
小誌は、科学界と社会を結ぶ雑誌として1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊されて以来、科学の進展と、科学と社会の間で起こるさまざまな問題を見つめてまいりました。今後さらに内容の充実をはかってまいります。
|
|
|
|

|
|
3月号
|
|
〈発売中〉 定価1400円
|
|

|
|
|
|
|
|
■ 『科学』最新号より
◎世界的に幸福が議論されるようになり、新たな豊かさ指標を模索する動きがあります。いま、幸福こそ社会における科学のテーマになろうとしています。
◎じつは、現代の心理学において、幸福感は大きなテーマになっています(大石
繁宏氏)。また、その国際比較には常識を覆す驚きがあります(北山忍氏)。日
米の幸福感は特徴が大きく異なり、その背景には、認知のバイアス、自己観、さ
らには社会・生態的な要因があるようです。
◎脳をめぐる生物学からはどうでしょうか。精神医学では、こころと体のつなが
り(神経-内分泌-免疫の相関)が注目され、「悩みの精神医学化」は社会の病理
を映し出しています(神庭重信氏)。人のつながりを求める脳をどのように捉え
ていくか、そこには脳科学の大きな挑戦があります(藤井直敬氏)。こころのあ
り方をみつめつつ(大井玄氏)、社会の相対格差が健康を損なうという重大な指
摘(近藤克則氏)から、今後の社会を見通す必要があるでしょう。科学と幸福の
大きな見取り図を広井良典氏が示し、池本幸生氏は社会を導く新たな「指標」の
必要性を訴えます。
◎河西春郎氏は、神経細胞のシナプス一つ一つの動きを可視化し、記憶・認知、さらに脳の病に“神経細胞の運動”が関わるのではないか、という非常に刺激的な議論を展開します。脳の見方が大きく変わるかもしれません。
◎総合科学技術会議に代わる「科学技術戦略本部(仮称)」が検討されようとし
ています。今号の平澤りょう(さんずいに令)氏は、総合科学技術会議のこれまでをふまえて、新たな組織と体制の全体像を、補佐官・担当官・会議体・連携体の具体に踏み込んだ詳細な構想にまとめあげ提言します。なお、このテーマは、『科学』編集部が公募原稿をウェブ特設ページで公開するボランティア活動「議論の広場」の1つでもありました。「広場」の記事もぜひご覧ください。
◎伊東乾氏の連載「物理の響き♪こころのひびき♯♭─音楽への認知的アプローチ」を掲載。第1期の完結に向けて、今回と次回で問題を大きく整理し、盛り上がります。巻頭エッセイは伊藤嘉昭氏です。
■「科学技術政策・議論の広場」開設・公募原稿公開中
◎科学技術予算のあり方に注目が集まっています。ますます科学界と社会との意思疎通が必要になっています。そこで、科学と予算、科学と政策をめぐる意見を皆様から募集し、『科学』の特設ウェブページで公開します。幅広い議論に資すればと期待しています。
◎第1回の原稿募集分を公開しています。
■ 最近のバックナンバーから
◎ 11月号の緊急企画:新政権へ科学者からのメッセージは、学術会議総会などさまざまな会合で取り上げていただきました。
◎ 10月号の鉄特集は予想を超える反響をいただきました。
◎ 8月号の特集:ロゲルギスト「物理の散歩道」のこころ大変多くの反響・お手紙をいただきました。ありがとうございます。
◎ 意識研究の現在を切り取る特集:生と死の脳科学を08年8月号で組みました。脳死が議論されていますが、こうした知見をどのように捉えるのか、問われています。
◎ 今年の2月号では活断層を特集し、大きな反響をいただいています。引き続き、この方面を追求していきます
◎ 3月号のダムと生態系の特集、4月号のクラゲ特集+天文年特集も各方面で話題になっています。
|
|
|