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編集部ウラ後記


 

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取材のこぼれ話を紹介していく予定です。

◎2008年8月:ライデン訪問記をアップしました。こちらへ(pdfダウンロード)

◎ハンガリーは小国のわりに多くのノーベル賞受賞者を輩出していることで、有名である。物理学賞のウィグナーをはじめ10人以上にのぼる。また写真家のロバート・キャパ、投資家のジョージ・ソロスなども、ハンガリー出身者で成功した人として知られる。後者のソロスは資本主義の申し子のように言われて評価は分かれるかもしれないが、彼は利益のいくらかをハンガリーの学校建設助成金として多額の寄付をしているという。
◎ハンガリー出身できわめつけの著名人として、フォン・ノイマンの名があげられる。下の写真が、今もブタペスト市内に残るノイマンの生家の写真である。父は銀行家で資産家であったこともあり、生家はなかなかの建物である。ただし、現在は雑居ビルと化し、いまや1階部分は婦人用品の店にはなっているが、「貸家」の貼り紙が貼られている。
◎日頃コンピュータ業界で利益を上げられている方は、ぜひこの機会にノイマンの生家を借りて、ノイマンゆかりの記念館あるいは催事場にでもされてはいかがだろうか。ノイマンはノーベル賞こそ受賞していないが、量子力学の基礎、計算機の原理、ゲーム理論、オートマトン理論などなど、どれをとってもそれに匹敵する業績を収めている。上の写真が生家の壁に据えられている生家を示すパネルである。


◎ブタペスト高等研究所に滞在されているN先生のご紹介でこのことを教えられたのだが、ノイマンに限らず、ブタペストの街はあちこちに大科学者の記念パネルが据えられている。観光で行かれる機会のある方には、ぜひ一味違うブタペストの楽しみ方をお勧めしたい。なお下の図版は、ブタペスト高等研究所内の図書室の壁に飾ってある壁画のひとつである。一見のごとく「種蒔く人」である。なんとなくユーモラスというかほのぼのとした感じがいい。

 

 

 

 



 

 

 

 

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