熱狂的な支持を受けてオバマ氏がアメリカ大統領に初就任したのは、2009年1月20日のことでした。その後のオバマ政権は、格差是正や社会保障などで一定の成果を上げますが、最も期待された失業率の改善や景気回復などでは期待に応えることができず、昨年の大統領選挙では苦戦を強いられました。再選は果たしましたが、今後も経済政策など困難な課題が山積みです。また、中国の軍事的台頭など、世界は流動化しており、国防・対外政策を一層難しいものにしています。オバマ氏が今後何をめざすのか、21日ワシントンで行われる就任式の演説が注目されます。
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〔岩波新書〕オバマは何を変えるか 砂田 一郎 |
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オバマは,直面する数々の危機にどのように対処し,アメリカをどこへ導こうとしているのか.政権発足からの軌跡をたどる. |
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ブッシュからオバマへ 古矢 旬 |
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オバマ政権は,アメリカをどう変えようとしているのか.21世紀アメリカの問題と可能性を歴史的視点から考える待望の時論集. |
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〔岩波新書〕ドキュメント アメリカの金権政治 軽部 謙介 |
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オバマでも変えがたいもの.それはアメリカ政界の金権体質だ.民主主義を蝕むマネー政治の実態を,丹念な現場取材により報告する. |
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〔岩波新書〕アメリカン・デモクラシーの逆説 渡辺 靖 |
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自由,自律,多様性,民主主義…….「理念の国」が陥っている,さまざまな皮肉な「転倒状況」.その実像,そして向かう先は? |
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〔岩波新書〕ルポ 貧困大国アメリカ 堤 未果 |
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社会の二極化の足元で何が起きているのか.人々の苦難の上でいったい誰が暴利をむさぼっているのか.人々の肉声を通して,実相に迫る. |
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〔岩波新書〕ルポ 貧困大国アメリカ
II 堤 未果 |
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社会の底割れがすすむ状況は,オバマ登場で変わるのか.人びとの肉声を通して,アメリカの今をビビッドに切り出す.待望の第二弾. |
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〔岩波新書〕アメリカ外交とは何か 西崎 文子 |
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自由や正義を盾に武力行使に走るアメリカ.超大国の外交がなぜ隘路に陥ったのかを,建国期以来の歴史の中で解きほぐしていく. |
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〔岩波新書〕好戦の共和国
アメリカ 油井 大三郎 |
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デモクラシーの先駆者を自負する国が,好戦的になるのはなぜか.植民地期からイラク戦争までの歩みをたどる,戦争のアメリカ史. |
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〔岩波新書〕国連とアメリカ 最上 敏樹 |
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アメリカはなぜ国連に敵対的なのか.アメリカの姿勢の変化をたどりながら,国連が世界秩序の中心となるには何が必要かを考える. |
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〔岩波新書〕アメリカよ,美しく年をとれ 猿谷 要 |
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軍事力に支えられた「帝国」として,いま世界から嫌われるアメリカ.その歴史の中の明暗をたどり,老醜をさらさぬ道を明らかにする. |
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〔岩波新書〕デモクラシーの帝国 藤原 帰一 |
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テロとアフガン戦争を経て,アメリカが「帝国」として世界を動かす秩序が現われてきた.気鋭の国際政治学者が,現代の世界政治を徹底分析. |
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仕事と暮らしを取りもどす――
社会正義のアメリカ
遠藤 公嗣,筒井 美紀,山崎 憲
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貧困大国アメリカで生まれた新たな労働運動・ネットワークから,日本の現実を変革するための創意工夫を学ぶ. |
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「占拠」運動に共感を寄せたS.ジジェクらの発言・エッセイと,全米各地の運動経過により,「占拠」の始まりの2か月間を活写する. |
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帝国解体 アメリカ最後の選択 チャルマーズ・ジョンソン/雨宮 和子 訳 |
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沖縄の米軍基地や中東への軍事侵攻,自らも実態に詳しいCIA,さらには民間企業の軍事への参入などを厳しく批判してきた著者による渾身の遺著. |
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核のアメリカ 吉田 文彦 |
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2009年4月,米大統領が史上はじめて核廃絶への決意を宣言.アメリカの核政策・核戦略とは何か,インタビュー,公文書をもとに解読. |
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ショック・ドクトリン(全2巻) ナオミ・クライン/幾島 幸子,村上 由見子 訳 |
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戦争,自然災害を含む大惨事を過激な市場主義経済への荒療治に利用する「グローバル資本主義」の正体.3.11以後の日本を考えるためにも必読. |
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これは誰の危機か,未来は誰のものか スーザン・ジョージ/荒井 雅子 訳 |
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金融の崩壊,貧困層の増大などの現状をどう突破するか.『なぜ世界の半分が飢えるのか』の著者が,われわれを未来へと導く. |
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ヒロシマ記者が歩く 戦争格差社会アメリカ 田城 明 |
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愛国者法のもとでの人権蹂躙や軍事費に圧迫された生活.そのなかで反戦の灯火を掲げ良心を貫く市民たち.アメリカの今に迫るルポ. |
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中絶論争とアメリカ社会 荻野 美穂 |
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中絶は,殺人罪か,基本的人権か.中絶というもっとも個人的な出来事をめぐって「内戦」を続ける,現代アメリカのもうひとつの姿. |
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アメリカを変えたM世代 SNS.YouTube.政治再編 モーリー・ウィノグラッド,マイケル・D.ハイス/横江 公美 監訳 |
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いまアメリカで,SNSやYouTubeなどのコミュニケーション技術を自在に活用するM世代が,新しいスタイルの政治再編の原動力となっている. |
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歴史としての「アメリカの世紀」 紀平 英作 |
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20世紀はなぜ「アメリカの世紀」と呼ばれるのか.自由・権力・統合という三軸から,アメリカという現代国家の形成過程を描く. |
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歴史経験としてのアメリカ帝国 中野 聡 |
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アメリカ人とフィリピーノたちのからみあうデモクラシーの諸相をたどり,帝国アメリカの論理の歴史性と固有性をあぶりだす. |
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グローバル化とアメリカの覇権 五十嵐 武士 |
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ヒト・モノ・カネ・情報の移動という観点から現代の世界情勢の中核に係わる問題について考察し,米国が抱える課題を浮彫りにする. |
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アメリカ 自由の物語 (全2冊) エリック・フォーナー/
横山 良,竹田 有,常松 洋,肥後本 芳男 訳 |
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アメリカ史を自由というキーワードで通観した名著の待望久しい全訳.自由の政治的,経済的,市民的,精神的な側面を追求する. |
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超大国アメリカの文化力 フレデリック・マルテル/根本 長兵衛,林 はる芽 監訳 |
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世界を席巻するアメリカ文化のシステムをヨーロッパの視点から解読.日本の文化振興の道標ともなる1冊.福原義春氏,辻井喬氏絶賛. |
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平和を勝ち取る ジョン・ジェラルド・ラギー/小野塚 佳光,前田 幸男 訳 |
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第2次大戦後,アメリカが構築した世界秩序の誕生過程を検証し,経済危機とイラク再生に取り組む新政権に政策枠組みの指針を示す. |
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現代世界を動かすもの 仲井 斌 |
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繁栄の陰で貧困の淵に立つ低賃金労働者たち.彼らと数年にわたって対話を重ねてきた実力派ジャーナリストによる迫力のレポート. |
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情報戦争 ナンシー・スノー/福間 良明 訳 |
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過去に文化情報局や国務省に勤務し,“内側から”宣伝政策に接していた著者が,米国の国内向け情報戦略を鋭く告発. |
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55人が語るイラク戦争 松本 一弥 |
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米国はなぜ「大義なき戦争」に突き進み,小泉政権はなぜそれを支持したのか.米・欧・イラクを現地取材して徹底検証. |
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全貌フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国を記録する 土本 典昭,鈴木 一誌 編 |
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世界を代表する現役映画作家の全貌に迫る一冊.全作品について語ったロングインタビュー,多彩な執筆者による論考,全作品解説を収録. |
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監獄ビジネス アンジェラ・デイヴィス/上杉
忍 訳 |
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米国で拡大する民営監獄の実態とその歴史的背景を,人種差別・性差別・貧困との関係や監獄と各種産業の利益共同体の構造から探る. |
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〔岩波ジュニア新書〕社会の真実の見つけかた 堤 未果 |
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メディアが流す情報を鵜呑みにしていては,社会の真実は見えてこない.自身の取材体験をもとに,「情報を読み解く力」を身につける大切さを解説する. |
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〔岩波ブックレット〕アメリカは何を考えているか 赤木 昭夫 |
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対テロ戦争を展開し,イランの周囲を基地で包囲するアメリカ.その外交政策の現在と過去から,超大国の本当の狙いを浮き彫りにする. |
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〔岩波ブックレット〕脱「世界同時不況」 金子 勝,アンドリュー・デウィット |
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『世界金融危機』に続く,世界金融の未来を読みとくための必読本.グリーン・ニューディールでオバマは世界経済を救えるか? |
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〔岩波ブックレット〕世界金融危機 金子 勝,アンドリュー・デウィット |
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サブプライム・ローンの破綻,石油の高騰,深刻化する食糧不足…….世界大恐慌の再来とも言われる現状を解説する. |
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〔岩波現代文庫〕歴史の教訓 アーネスト・メイ/進藤 榮一 訳 |
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第二次世界大戦,冷戦,朝鮮戦争,ヴェトナム戦争の時の為政者の判断の背景を検証.歴史を正しく把握し政策に結びつける手法を提示する. |
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〔岩波現代文庫〕アメリカ大統領が死んだ日 仲 晃 |
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カリスマ的指導者ローズベルトの最後の100日と秘められた恋の行方.米国における戦後の開始を縦横に描いた異色のドキュメント. |
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〔岩波現代文庫〕アメリカ外交50年 ジョージ・F.ケナン/船橋 洋一 解説/近藤 晋一,飯田 藤次,有賀 貞 訳 |
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ソ連「封じ込め政策」などアメリカの世界政策を構想した外交官ケナンが,アメリカ外交のあるべき方向を提言した外交論の古典. |
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〔岩波現代文庫〕政治家とリーダーシップ 山内 昌之 |
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世界貢献のために必要な政治家のリーダーシップとは何か.歴史や中東情勢の教訓をもとに,「文明の対話」を可能にする戦略的構想を追究. |
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〔岩波文庫〕アメリカの黒人演説集 アーネスト・メイ/進藤 榮一 訳 |
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自由と平等の夢と嘘.奴隷制・南北戦争後の根強い偏見・公民権運動.ダグラスからキングやマルコムX.モリスン・オバマまで21篇収録. |