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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

哲学の日[NEW]

4月27日は「哲学の日」。紀元前399年のこの日にソクラテスが毒杯を仰いで死んだことに因みます。哲学と言えば、難解で、役に立たないことの代表のように言われ、近年ではあまり人気がありませんでした。また、ポストモダン哲学など、西洋の古典・近代哲学を相対化し、知を素材化するすることが「新しい」とされても来ました。しかし、いま、昔ながらの哲学への人気がじわりと高まっているようです。ギリシア哲学において、思考の「アポリア」からの脱出が真剣に論じられたように、社会・経済・そして科学技術による人間世界の救済が疑問視され、発展・進化の袋小路にある様態は、哲学的思考に馴染むのかも知れません。数多ある哲学関連の本から、比較的近年に刊行したものをご紹介させていただきます。 >>一覧へ
(2016年4月26日)
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チェルノブイリ原発事故から30年[NEW]

1986年4月26日、ソ連(現ウクライナ)・チェルノブイリの原発4号炉で、溶融した炉心の爆発事故が発生。当時のソ連政府が事故の全容を隠蔽したために、付近の住民は放射性物質の飛散を知らされぬまま、大量の放射線被曝を余儀なくされました。福島第一原発事故以降、チェルノブリについて語られてきた言葉が、私たちにとって一際重みを増しています。 >>一覧へ
(2016年4月26日)
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本を贈ろう

4月23日は「サンジョルディの日」。竜退治で有名な騎士聖ゲルギオスは、カタルーニャの言葉では「サン・ジョルディ」と発音することから、彼の命日に因んで設けられた記念日です。この日は、セルバンテスの命日、シェイクスピアの誕生日にして命日と言われており、そのことから、この日に本を送り合う習慣がスペインで始まったとのこと。日本では、この日を「子ども読書の日」、4月23日から5月12日までを「こどもの読書週間」として読書の推進をはかっています。 >>一覧へ
(2016年4月22日)
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シェイクスピア没後400年

ウィリアム・シェイクスピアは、イングランド王国ストラットフォード・アポン・エイボンに生まれ、1616年4月23日に没しました。古今東西、かつ、多くの人びとに影響を与えた文豪で、文学史上もっとも偉大な作家と言っても過言ではありません。誕生日は没日と同じ4月23日とされていますが、正式な記録がないため、没日を記念日として、毎年4月23日を「シェイクスピア・デー」としています。今年は没後400年という大きな節目になる年です。 >>一覧へ
(2016年4月20日)
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熊本で群発地震

4月14日午後9時26分、熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生。熊本を中心に大きな被害をもたらしました。4月16日、午前1時25分に更に大きな地震が発生。14日の地震を本震と信じ、帰宅した住民らも多くいたために更に大きな被害となりました。気象庁は16日の地震を本震としています。阿蘇山も小規模な噴火を起こし、震源を変えながら震度5以上の地震も続いているため、今後も予断できない状況で、復旧作業に直ちに取りかかるのは困難です。支援物資が避難している住民たちに行き渡らないなど、これまでの大規模災害の教訓が生かされていない実態は、災害が常に「想定外」の様相を呈し、リハーサル通りではないことを教えています。もちろん、混乱した当該地域の行政は責められませんが、そのバックアップを行うべき政府や関連省庁の対応の遅れも指摘されています。 >>一覧へ
(2016年4月18日)
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桜前線北上中

今年も桜の季節がやってきました。1月以降気温の高い日が多く、平年より早い開花となるところが多いようです。とはいえ昨年末からの暖冬は開花が遅くなる要因となり、その影響は平年の気温が高い地域ほど大きいので、九州南部など一部地域では開花がやや遅くなっているところもあるようです。朝に夕に、春に秋に自然を愛してきた日本人。どんなときにも花は咲く、冬が過ぎれば春が来る。最後に日本人が辿り着くのはやはり自然を愛でる心です。様々な感慨を載せて、今年も桜前線が日本列島をよぎっていきます。 >>一覧へ
(2016年3月23日)



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