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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

エンゲルス没後120年[NEW]

ドイツの思想家、社会主義運動家であるフリードリヒ・エンゲルスは 1820年に生まれ、120年前(1895年)の8月5日に亡くなりました。特にカール・マルクスと共に「科学的社会主義(マルクス主義)」 を創始したことで知られます。盟友マルクス亡き後、その遺志を引き継ぎ、『資本論』を完成させるなど、後世に与えた影響は計り知れません。 >>一覧へ
(2015年8月4日)
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アンデルセン没後140年

デンマークの詩人・童話作家アンデルセン(1805-1875)がこの世を去って、8月4日で140年になります。貧しい靴職人の子として生まれたアンデルセンは後年、王侯貴族に信頼され、ヨーロッパ中に名声をとどろかすまでになりましたが、彼ほど極貧の家庭に生まれ、読み書きができない母親に育てられた作家は多くはないでしょう。肝臓癌によって70歳で亡くなりますが、それまでに残した150編以上の詩や童話は、今では世界中の人々に愛されています。彼の功績を記念して創設された「国際アンデルセン賞」は、その選考水準の高さから児童文学のノーベル賞とも呼ばれ、児童文学の質の向上にはかり知れない影響を与えています。 >>一覧へ
(2015年7月31日)
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水の日

8月1日は「水の日」です。8月は、全国的に暑い季節であり、水の使用量が多くなることから、限りある水資源への関心を高める目的で、1977年に制定されました。また、日本は台風国でもあり、8月、9月は水の災害も多くあります。生命の誕生に深く関わり、生活や文明の質をも左右する「水」。改めてそのありがたみを考えてみませんか。 >>一覧へ
(2015年7月27日)
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谷崎潤一郎没後50年

小説家、谷崎潤一郎は1965年7月30日、腎不全に心不全を併発し、79歳でこの世を去りました。通俗性と芸術性を併せ持ち、多彩な技法を駆使して紡ぎだされる語りの巧みさで、明治・大正・昭和を通じて数々の名作を残しました。国内のみならず海外での評価も高く、何度もノーベル文学賞の候補に選ばれており、また日本人で初めて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員にも選出されています。 >>一覧へ
(2015年7月28日)
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怪談

夏と言えば怪談。そんな感覚はもう古いといわれそうですが、やはりこの季節になると遊園地のお化け屋敷や、「恐い話」系のテレビ番組が増えてくるのは、日本人の本能に夏に肝を冷やしたいという生理的欲求があるからではないでしょうか。怪談話や歌舞伎が練り上げた恐怖は、肉体的に責め立てられる恐怖ではなく、あるべき姿を崩す異化効果や、音や気配、そしてここ一番のショッキング(音や映像)を巧みに織り重ねて心理的に追い込む形式。映画の世界では、Jホラーがそれを巧みに取り入れて、世界的に注目されました。今や、スパニッシュホラーなど、Jホラーに影響を受けた名作が次々と生まれています。今年も怪談の季節の到来です。 >>一覧へ
(2015年7月23日)
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安保法制強行採決へ!

安倍政権への支持率が急落、不支持が上回る事態となり、様々な世論調査でその成立に反対ないし消極的という数字が上がる中、安倍総理はついに、国民に背を向けて、自らの妄執とも言うべき「安保法制」関連法案を、今日の衆議院特別委員会で強行採決する構えです(15日午前11時現在)。憲法違反との識者の声には耳を傾けず、100時間超の審理を重ねたことだけで「議論を尽くした」「十分に説明した」と強弁、これ以上支持率が下がって決定的に不利になる前に、逃げきりで法案を成立させるべく強行採決を自民党・公明党は決意したという事です。アメリカへの公約を優先し、私たち国民をテロの標的にするかも知れないという意味では、まさに「私たちの生活を根底から脅かしかねない」法案を強行採決して、これこそが「国民の安心・安全を守る政策」と涼しい顔をしてる。私たちはこの歴史的な出来事を強く銘記し、必ずや選挙をもって権力者にとって民主主義がいかに恐ろしいものかを教えこまなければなりません。 >>一覧へ
(2015年7月15日)



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