キーワードNOW


最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

環境税施行から2年[NEW]

2012年10月に地球温暖化対策税、いわゆる「環境税」が施行されてから2年が経過します。石油や天然ガスといった化石燃料への課税により、温暖化ガス排出の抑制と、環境対策費用の捻出を狙ったこの制度。税額は今年4月に施行開始時の2倍になり、さらに2016年には3倍に引き上げられる予定です。国が取り得る効果的な温暖化対策としては、環境税による経済的インセンティブとともに、再生可能エネルギーへの積極的な支援が政策の両輪として求められています。 >>一覧へ
(2014年9月29日)
line

東海村JCO臨界事故から15年

1999年9月30日、茨城県東海村のJCO核燃料加工施設で臨界事故が発生、直接的な放射線被曝により2名の作業員が亡くなりました。今年は事故から15年の節目となります。事故直後こそ、プラント現場で行われていた放射性燃料の「バケツリレー」に耳目が集まりましたが、その後の調査により、事故の背景にはJCO、動燃(現、原研)、科技庁(現、文科省)といった原子力関連機関の構造的な問題があったことが明らかとなります。15年前にすでに崩れていた原子力の“安全神話”に、いまも私たちは高すぎるコストを払い続けています。 >>一覧へ
(2014年9月26日)
line

賢治忌

1933年9月21日、詩人で童話作家の宮沢賢治がこの世を去りました。「心象スケッチ」と呼ばれる表現方法での詩作や、不思議に満ちた童話を数多く残しましたが、生涯に発表された作品は僅かでした。土臭くありながら、西洋風な洒脱を衒い、岩手の郷土・風土にこだわりつつ、コスモポリタニズムに溢れている。法華経系の宗教団体に傾倒しつつ、他宗教への理解も示す。矛盾を矛盾としないその世界はあまりにも独特で、未だに賢治ファンが絶えない所以です。 >>一覧へ
(2014年9月19日)
line

スコットランドの独立をめぐる住民投票

世界が固唾を呑んで、その行方を見守ったスコットランドの独立の可否を問う住民投票。開票が進む中で、独立反対の票が賛成票を上回る事が確実になったようです。世界中で地域や民族の独立志向が高まり、スペイン(カタルニア)など独立問題を抱える国は視察団を送るなど強い関心を示しました。イギリス残留が決まったとはいえ、独立反対派の中にも自治権拡大を願う住民は多く、イギリス政府はこれからが苦心のしどころです。中心と周辺、何につけ求心力が弱まり分散化する傾向にどう対応するのか。スコットランドを見つめる側にも、同じ問題は突きつけられています。 >>一覧へ
(2014年9月19日改訂)
line

室戸台風から80年

1934年9月21日、高知県室戸岬付近に超大型台風が上陸。いわゆる昭和の三大台風の一つ、「室戸台風」です。最低気圧911.9ヘクトパスカルという、日本本土に上陸したものとしては観測史上最強レベルの台風は、最大瞬間風速60m/sという猛烈な暴風雨による家屋の倒壊、高潮による浸水被害をもたらし、全国の死者・行方不明者約3000人という被害をまねきました。台風シーズンの9月、この機会に自分の住む地域の防災の備えを見直してみませんか。  >>一覧へ
(2014年9月19日)



Copyright 2014 Iwanami Shoten, Publishers. All rights reserved. 岩波書店