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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

科学技術週間[NEW]

発明の日(4月18日)を含む4月14〜20日は、文科省が定める「科学技術週間」。科学には、国家の威信をかけた巨大プロジェクトもあれば、キリンの斑模様の考察といった身近なテーマを糸口にしたものもあります。この機会に、日常生活に潜む不思議を科学の目で見つめてみませんか。  >>一覧へ
(2014年4月11日)
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アフガニスタン大統領選挙

アメリカとその有志連合国がタリバン政権を倒したあと、政情の安定しないアフガニスタン。憲法で再選できないカルザイ大統領の後任を選出するために、4月5日に大統領選挙が予定されています。国際治安部隊の任期切れ撤退を年末に控え、政権の安定と国内秩序の確立につながることが期待される選挙です。しかし、タリバンが選挙妨害を宣言し、選挙関係機関等に数次のテロ攻撃を仕掛けており、選挙の実施も危ぶまれる状況です。また、これまでの選挙ではその公正さが疑問視されてきたこともあり、選挙結果にも不満や異議が噴出することも懸念されます。  >>一覧へ
(2014年4月1日)
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エイプリルフール

現代のベートーヴェンも、科学における世紀の大発見も、一夜にして空しくなる今日、嘘も本当もあったものではないという気になりますね。でも、本来のエイプリルフールは、「だまされた!」と思った次の瞬間に本当に笑える嘘、心の何かがリセットされるすがすがしい嘘を愉しむ日です。一方、もっともらしい正義や、人の弱み、目先に利益をちらつかせて誘惑する嘘には決して靡かない。今つかれている嘘がどんな嘘なのか。見抜く力を身につけたいものです。 >>一覧へ
(2014年3月31日)
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消費税8%[NEW]

4月1日より消費税率が5%から8%に改定されます。1997年に3%から5%になって以来、17年ぶりとなる消費増税です。政府は「社会保障と税の一体改革」を行うための必要措置であると強調しますが、一方で法人税を引き下げ、不透明な公共事業への回帰を打ち出すなど、財政再建策としていびつな印象は否めません。一部の大企業・富裕層を除けば、労働者の賃金は下がり続け、すでに年金も引き下げが始まっている状況下で、大多数の国民の生活は厳しくなるばかりです。私たちの血税が、本当に雇用拡大や格差是正、社会保障の安定に活かされているのか、しっかり政策を注視していかねばなりません。 >>一覧へ
(2014年3月28日)
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桜前線北上中

日本人は桜に異様とも思える愛着を持っています。世界を淡く染め抜くように咲き誇り、程なく舞い散る姿は、「惜しめども 常ならぬ世の 花なれば 今はこの身を 西に求めむ」(新古今)と無情を謳わせ、「世の中に たえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」(古今)と、花の咲き散りに一喜一憂する人の心を嘆じさせました。最近は、東日本大震災の復興の象徴ともなった福島の桜の木が印象深いところです。様々な思いを託されて、今年も桜前線が列島を北上しています。 >>一覧へ
(2014年3月28日)
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丸山眞男生誕100年

1996年に亡くなった丸山眞男は、戦後の日本思想を代表する一人です。主にマックス・ウェーバーの流れを汲むその思想は「丸山政治学」と呼ばれます。徹底した近代主義者であり、1960年代より活発化した新左翼等の大衆運動とは距離を置き、また、置かれました。しかし、立場を越えて戦後民主主義の重鎮としての評価と尊敬を受け続けました。1914年3月22日に生まれた丸山の生誕100年の画期に、日本において平和主義・民主主義が揺らぎ、ナショナリズムが台頭しているという状況は、何か暗示的なものを感じます。 >>一覧へ
(2014年3月20日)



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