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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

アウシュビッツ解放から70年[NEW]

1945年1月27日、ソ連軍の侵攻によりナチスドイツによってポーランドに建設されたアウシュビッツ強制収容所が解放されました。この収容所において、残酷な人体実験や大量虐殺等が行われたことは、周知のことですが、資料の滅却や、さまざまな立場からの試算が交錯し、未だにその犠牲者の数は確定していません。民族や、宗教、思想などの違いをもって、他者を隔離・迫害、また殺害するという蛮行は、70年後の今日においても繰り返されています。今のところ、人類は、「排外主義や意にそぐわぬ者の抹殺」を欲望しない動物へと進化できるのか。甚だ怪しいところです。その悲劇を永遠に刻むことを企図して、1979年、ユネスコの世界遺産に登録されました。 >>一覧へ
(2015年1月26日)
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ジャズの日

19世紀末にアメリカで生まれたジャズは、今や世界的に親しまれています。日本人にとっても、ジャズは特別親しみのある外来音楽で、歌謡曲はもちろん、映画やドラマの劇伴などで、頻繁に用いられています。とはいえ、1月22日が「ジャズの日」というのは日本だけでのこと。特別ないわれがあるわけではなく、1月(January)の頭2文字と、22が「ZZ」に見えなくもないということから、日本のジャズ愛好家たちが2001年に定めました。 >>一覧へ
(2015年1月20日)
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阪神・淡路大震災から20年

1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部沖の明石海峡を震源とするM7.3の地震が発生。地震により派生した火災や建物の倒壊などによる死者は6400人を超え、未曾有の大惨事に日本中が震撼しました。災害は住民を絶望の淵に立たせましたが、自主的に支援・救助の手を差し伸べる人々が復興と希望を与え、ボランティアや行政・地域の助け合いのあり方にも指針を示しました。大地震が「いつ」「どこで」起きても不思議ではないといわれる日本列島。震災を教訓に、日々の備えを欠かさぬようにしたいものです。 >>一覧へ
(2015年1月16日)
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ジャスミン革命から4年

2010年12月18日、一青年の焼身自殺に端を発した反政府デモは2011年1月14日、23年間続いた政権を倒壊させました。「ジャスミン革命」と呼ばたこの民主化運動の影響は、またたく間に中東各国に波及、中東各国の民主化が進むことへの期待を込めて「アラブの春」と称されました。しかし、その成果が上がらぬまま、むしろ中東情勢は不安定化・流動化して、タリバンや、「イスラム国」などの過激派組織の勃興・介入を許す結果に陥っています。民主国家樹立を促すことが世界を安定化させるという理念は今や幻想になりつつあります。はしなくもこの4年は、近代ヨーロッパの理念が世界標準だと強弁できた時代の終焉を垣間見せているのかも知れません。  >>一覧へ
(2015年1月9日)
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成人の日

12日は「成人の日」。小正月に元服の儀を行った故事にちなみ、新成人の門出を祝う日です。社会人として課せられる責任は、経済的・物理的自由とのトレードオフ。皆さんの未来が希望の光で満たされますように。  >>一覧へ
(2015年1月9日)



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