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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

賢治忌[NEW]

1933年9月21日、詩人で童話作家の宮沢賢治がこの世を去りました。「心象スケッチ」と呼ばれる表現方法での詩作や、不思議に満ちた童話を数多く残しましたが、生涯に発表された作品は僅かでした。土臭くありながら、西洋風な洒脱を衒い、岩手の郷土・風土にこだわりつつ、コスモポリタニズムに溢れている。法華経系の宗教団体に傾倒しつつ、他宗教への理解も示す。矛盾を矛盾としないその世界はあまりにも独特で、未だに賢治ファンが絶えない所以です。 >>一覧へ
(2016年9月21日)
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糸瓜忌[NEW]

1867年に生まれ、1902年に没した正岡子規は、まさに「明治の人」でした。司馬遼太郎の『坂の上の雲』に描かれるように、親しく交流のあった秋山真之らが明治の国家的精神を象徴するとすれば、虚子、漱石、伊藤左千夫らと交わり、病に冒されながらも明治の文壇に衝撃を与え、こよなく「野球」を愛し日本に根付かせた子規は、明治の文化的・精神的な柱の一つを成しています。1902年9月19日歿。その辞世の句にちなんで、この日は「糸瓜忌」と呼ばれています。 >>一覧へ
(2016年9月16日)
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宇宙の日

9月12日は「宇宙の日」。1992年、毛利衛さんがスペースシャトルで初めて宇宙へ飛び立った日にちなんで定められました。現在、大西卓哉さんがISS(国際宇宙ステーション)長期滞在中ということもあり、日々届けられるニュースを通じて、宇宙がひときわ身近なものに感じられます。秋の夜長に、名月とISSを並べて仰ぎ見るのは、21世紀ならではの楽しみ方ですね。 >>一覧へ
(2016年9月12日)
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防災の日

9月1日は防災の日。1923年のこの日に発生した関東大震災の教訓を忘れないために定められ、さまざまな行事が催されます。過去の災害に学ぶことの大切さは言うまでもありませんが、次に来る災害はそれを上回る災禍かもしれないという用心深さが大切です。目先の利害にとらわれて災害対策を軽んじる。災害に際して的確な対応ができない。そういった「人災」ともいうべき側面で被害が深刻化することもあります。災害に直面するたびに賢明になる。そういう社会を構想したいものです。 >>一覧へ
(2016年8月31日)
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バージニア・リー・バートン

1909年8月30日に生まれ、1968年11月15日に亡くなった絵本作家のバージニア・リー・バートン。自身の生活や子育てを色濃く反映した作品を多く残し、読者の深い共感を得ています。『せいめいのれきし』や『ちいさいおうち』を親から子へ、そしてその子へと読みついでいます、というお便りもしばしば頂戴します。作品はこれからも、親から子へ、孫へと生き続けていきます。 >>一覧へ
(2016年8月30日)