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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

大坂夏の陣400年[NEW]

慶長20年5月8日(1615年6月)、大坂城が陥落、豊臣(羽柴)家は滅亡しました。これをもって徳川政権は盤石のものとなります。慶長5(1600)年、関ヶ原の戦いで、西軍の石田三成らを打ち破った東軍総大将徳川家康は、着実に権力の地場を固め、慶長8(1603)年征夷大将軍に就き、江戸に幕府を開きます。1614年、有名な「方広寺鐘銘事件」をきっかけに「大坂冬の陣」が起こります。大坂城は、和議により堀を埋め立てられるなどの弱体化を余儀なくされ、更に反攻を企てたとして、1615年に「大坂夏の陣」が起こり、大坂城は落城、徳川家康の権力固めの戦いの最終章も幕を閉じます。翌年、天下統一を見届けて家康は死去。戦国の世は、260余年にわたる徳川の「泰平の世」へと道を譲ります。 >>一覧へ
(2015年5月29日)
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寄席の日[NEW]

6月1日は「寄席の日」。例年、東京都内の定席では、6月第1月曜に入場料割引などのサービスを実施しています。夏目漱石や正岡子規も愛した噺芸の文化は、いまも人々の心を潤しています。 >>一覧へ
(2015年5月29日)
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写真の日[NEW]

6月1日は写真の日。1951年に日本写真協会によって定められました。かつて、日本人による最初の写真撮影がなされた日だと考えられたことが記念日の由 来ですが、その日付は現在では間違いだったことがわかっています。正確な日付がいつだったかはともかく、日本人は世界一写真好きな国民、と言っても決して 過言ではありません。常にシャッターチャンスを狙っている日本人。カメラ機能付きの携帯電話やスマートフォンの普及が、さらにその記録、表現の可能性を広 げています。 >>一覧へ
(2015年5月29日)
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NPT再検討会議

1968年、冷戦下の世界を覆う核の恐怖に歯止めをかけるべく「NPT」(核不拡散条約)が国際条約として締結されました。5年ごとに行われる再検討会議が、今年4月27日からニューヨークの国連本部で開催されています。中東情勢の流動化や、いまだ核兵器開発に意欲を見せる一部の新興国など、核の脅威は今も拭われていません。こうした状況に歯止めを掛け、核兵器廃絶への道を探るべきNPT。しかし、現実には核兵器保有国と非保有国の利害の対立。歴史認識や過去清算の問題など、核兵器廃絶どころか、互いに滅びのスイッチの早押し競争を仕掛けているかのような混迷ぶりです。最終文書の合意形成にも手間取る我田引水の水掛け論。これが世界を代表する国々の、しかもその指導的立場にいる人びとの振る舞いでしょうか。 >>一覧へ
(2015年5月22日)
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安保法制

安倍総理は、安保法制関連11法案を14日に閣議決定、速やかに国会審議を経て法案成立を目指すことを表明しました。「集団的自衛権は憲法で認められていない」と歴代総理が明言してきた見解を覆し、悲願の憲法改訂さえ省いて、安保法案を押し通そうとする姿勢に「憲法違反」という抗議さえ出ています。「もはや一国のみで日本を守ることはできない」という至言は、国際協調や相互理解でしか平和は保てないという教訓をこそ導くものではないでしょうか。さらに、後方支援という曖昧な用語は、軍事においては兵站に他なりません。先の大戦で、日本は兵站を軽視し多くの将兵を無駄死にさせましたが、戦争において、たとえ非武装でも輸送船や輸送機等が優先的に攻撃されることは稀ではありません。福島(原発事故)の状況は「under control」(統御)されていることを「保証します」と世界に発信した安倍総理。今度は、「アメリカの戦争には絶対に巻き込まれません」と国民に保証しました。 >>一覧へ
(2015年5月19日)
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憲法特集

選挙で多数派を取ったからといって、政権はやりたい放題やっていいわけではありません。近代国家には、政治権力を律する基本的な枠組みがあります。それが「憲法」です。現在の政権が追求している安保政策は、この憲法の枠組みを逸脱し、憲法に基づいた政治という近代社会の基本をないがしろにしているのではないか、そんな声が、野党だけでなく、メディアや法律家、国民世論の間に高まっています。「憲法」とは何なのか。いま何が起きているのか。そしてその問題の本質は何か。憲法についての既刊書をご紹介します。 >>一覧へ
(2015年4月24日)



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