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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

防災の日[NEW]

9月1日は防災の日。1923年のこの日に発生した関東大震災の教訓を忘れないために定められました。近年、局地的な豪雨、雷によって思いもよらない場所で災害に遭遇するケースを数多く聞きます。また、突風や竜巻、火山の噴火など、自然に恵まれた日本列島が、反面で自然災害の島であることを、改めて思い起こさせてくれました。高度成長期や、バブル期の勢いに乗って急速に設立されたインフラが、それぞれ耐用年数に達したせいか、交通機関の事故や、故障など都市機能に関わる災害も増えています。防災の備え、災害警報や情報の的確な活用、避難に困難を伴う近隣の住民へのケアなど、日頃からの点検、避難経路の確認、地域の協力などが重要です。 >>一覧へ
(2015年8月31日)
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安保法案反対デモ[NEW]

8月30日、「安保法制」に反対する人々の波が国会議事堂の周辺を埋め尽くし、その他の地域でも同様のデモが実行されました。日を追うごとに矛盾や底意の露呈する、安倍総理の進める「安保法制」は、ついに国会周辺だけでも3万人を超す(警察発表)抗議の声を生み出したわけです。「憲法違反の安保法制」と認識する日本人がかくも多数立ちあがった事実は、戦後70年培った自由と平和への思いの強さをはしなくも再確認する機会となりました。その一方で、政権とその周辺からは、「法制に対する誤解がある」、「アメリカの力が落ちている中で国民の安全と財産を守るために必要な法制」との声が聞こえ、今国会中の成立は譲らない姿勢です。しかし、その言い分を聞いてさえも、誤解が解けないうちは、民意を得ていないこととして、成立を見送るのが民主主義ではないのか。強大な軍事力を誇りながら、発言力も国際規定力も失いつつあるアメリカを他山の石とできないのか――理屈を欠いた強権政治こそ、国民の生活と安全に害をなすというほかありません。 >>一覧へ
(2015年8月31日)
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エンデ没後20年

1995年8月28日、ドイツの児童文学作家のミヒャエル・エンデが死去しました。『モモ』や『はてしない物語』で日本でも絶大な人気を博し、今も多くの熱狂的読者がいる現代児童文学の巨峰です。1929年、ドイツのバイエルン州に生まれ、父エドガー・エンデは著名な画家でしたが、ナチスにエドガーの作品は迫害にあい、エンデ家の生活は厳しいものでした。16歳の時徴兵を逃れ反ナチス運動に参加、応召して兵役に就いた友人たちの多くは、戦没したという事です。このような経験もあって、エンデは生涯にわたって自由と反権威主義を貫き、無思考・無個性な合理主義でを強いる社会には、想像力や豊かな感性を以て応酬するシニカルな抵抗を描きました。享年65歳。早すぎる死でした。 >>一覧へ
(2015年8月24日)
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俳句の日

8月19日は俳句の日。819でハイクという単純な語呂合わせで制定されました。17文字で構成される世界最短の詩とも言われる俳句は、短いが故に奥深い、また短いが故にその世界に入りやすい、多くの人々に親しまれる表現形式です。近年では「俳句甲子園」など若者にも受け入れられやすい取り組みもあります。 >>一覧へ
(2015年8月17日)



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