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最近の話題を読み解くのに役立つ刊行物をまとめて掲載しています。

中国 全人代開幕[NEW]

3月5日から15日まで、北京で中国全国人民代表大会(日本の国会に相当、いわゆる「全人代」)が開かれます。一時期の急激な経済成長に翳りが見えるものの、それは「新常態」とよばれる安定期に移行したのだとアピールする習近平体制。長年の懸案事項であった腐敗汚職に対しては厳しい姿勢を打ち出すことに成功していますが、今後は金融緩和や地方政府の過剰債務問題など、経済政策の手腕に注目が集まりそうです。 >>一覧へ
(2015年3月3日)
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ひなまつり[NEW]

3月3日はひなまつり。『広辞苑』によると「女児のある家でその子の幸福・成長を祈って雛壇を設けて雛人形を飾り、調度品を具え、菱餅・白酒・桃の花などを供える行事」とあります。「桃の節句」とも言いますね。平安時代には行われていた行事と考えられますが、おひな様の造型は、今とはかなり趣が異なっているようです。私たちが一般的に思い浮かべる伝統的なおひなさま人形(古今雛)は、ずっと後になって確立したもので、日本人が想い描く宮中絵巻や貴族趣味の具現であり、何か懐かしささえ覚える姿です。 >>一覧へ
(2015年3月2日)
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千利休

安土桃山時代の茶人・千利休(1522-1591)は、武野紹鴎に学んだ侘茶をさらに発展させ、茶の湯を大成した茶聖です。織田信長、豊臣秀吉に重用され、一代で茶道を総合芸術の域まで高めました。しかし、後に秀吉の逆鱗に触れ、旧暦2月28日に京都の屋敷で自刃。茶道ではこの日を利休忌と呼び、その死を悼むならわしがあります。可能な限り装飾性を排し、合理的な美を追求した姿勢は、侘び寂びという茶道の心とともに、400年後の現在に受け継がれています。 >>一覧へ
(2015年2月27日)
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茂吉忌

1953年2月25日、斎藤茂吉が世を去りました。精神科医にして歌人であった茂吉ですが、「歌は業余のすさび」と、あくまで精神科医を本業とする姿勢を示しながらも、あまたの名作を後世に残しました。一方で柿本人麻呂や源実朝など、先人の作品研究にも大きな足跡を残しています。 >>一覧へ
(2015年2月25日)
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猫の日

2月22日はニャーニャーニャーの語呂合わせで「猫の日」。もちろんこれは日本独自の記念日ですが、「国際猫の日」(8月8日)に加えて、世界各国でそれぞれ同様の記念日が設けられているようです。漱石百間向田邦子ヘミングウェイなど、猫好きの文豪は枚挙に暇がありませんが、今月からは三毛猫を家族にお持ちの星野博美さんのウェブ連載も始まりました。第1回のエッセイはずばり、「人間の声を猫語に翻訳すると」。 >>一覧へ
(2015年2月20日)



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