シリーズ 進化学 全7巻


各巻の目次
特色/主たる読者対象


書誌データへ
進化論ではなく進化学へ!
納得できる入門書
シリーズ 進化学 全7巻
編集= 石川 統(東京大学名誉教授)・斎藤成也(国立遺伝学研究所教授)・佐藤矩行(京都大学教授)・長谷川眞理子(早稲田大学教授)

A5判・上製カバー 平均220頁・2色刷
■編者の言葉
生物学は生物進化の原因と結果を明らかにする学問であると言われるように,丸ごとが「進化学」そのものである.しかし,必ずしもこのことがよく理解されてはいないように思われる.その表れの1つは,「進化論」という言葉が未だに少なからず使われることである.進化論と言えば,それは1つの考え方ということになる.しかし,進化は単なる考え方や思想ではなく厳然たる事実である.本シリーズでは,生命現象のさまざまなレベルと角度から実例を挙げて,説得力をもって事実としての進化を示す.また,進化は事実であるが,同時に,進化の要因と道筋は大部分が未解明である.それを研究するのが進化学である.研究には仮説が不可欠であり,これからの研究が待たれている部分の多い進化学では,多数の仮説が並立している.本シリーズではその熱い議論も提示する.
読者にこの分野の熱気が伝わることを期待している.


全巻の構成

1 マクロ進化と全生物の系統分類 目次へ
2 遺伝子とゲノムの進化 目次へ
3 化学進化・細胞進化 目次へ
4 発生と進化 目次へ
5 ヒトの進化 目次へ
6 行動・生態の進化 目次へ
7 進化学の方法と歴史 目次へ


関連書
『現代進化学入門』 C.パターソン/馬渡 峻輔,上原 真澄,磯野 直秀 訳
『DNAからみた生物の爆発的進化』〈ゲノムから進化を考える 1〉 宮田 隆
『かたちの進化の設計図』〈ゲノムから進化を考える 2〉 倉谷 滋
『生物のからだはどう複雑化したか』〈ゲノムから進化を考える 3〉 団 まりな
『心を生んだ脳の38億年』〈ゲノムから進化を考える 4〉 藤田 晢也
『ヒトはいかにして生まれたか』〈ゲノムから進化を考える 5〉 尾本 惠市
『心の進化』 松沢 哲郎,長谷川 寿一 編
『認知発達と進化』 友永 雅己,松沢 哲郎,河合 優年,落合 正行,牧岡 省吾,定藤 規弘,小田 洋一,藤田 晢也
『人はなぜ病気になるのか』 井村 裕夫
『恋人選びの心I・II』 ジェフリー・F.ミラー/長谷川 眞理子 訳
『生物の論理』〈科学/技術のゆくえ〉 矢原 一郎
『遺伝的アルゴリズムと進化のメカニズム』〈物理の世界〉  伊庭 斉志
『遺伝子重複による進化』 S.オオノ/山岸 秀夫,梁 永弘 訳
『生物進化を考える』〔岩波新書〕 木村 資生
『進化の隣人 ヒトとチンパンジー』〔岩波新書〕 松沢 哲郎
『進化とはなんだろうか』〔岩波ジュニア新書〕 長谷川 眞理子
『認知の起源をさぐる』〈岩波科学ライブラリー〉 渡辺 茂
『赤ちゃんの手とまなざし』〈岩波科学ライブラリー〉 竹下 秀子
『小鳥の歌からヒトの言葉へ』〈岩波科学ライブラリー〉 岡ノ谷 一夫
『甦るダーウィン』 小川 眞里子



Copyright 2006 Iwanami Shoten, Publishers. All rights reserved. 岩波書店