アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集成
決定的瞬間の記録者である写真界の巨匠の全貌を,膨大な作品,フィルム映像,デッサンなどで初めて紹介.
著者 | アンリ・カルティエ=ブレッソン 写真 , ロベール・デルピール 解説 , 堀内 花子 訳 |
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ジャンル | 書籍 > 単行本 > 写真 |
刊行日 | 2004/07/28 |
ISBN | 9784000082143 |
Cコード | 0072 |
体裁 | その他・規格外 ・ 上製 ・ 232頁 |
在庫 | 品切れ |
目前のできごとの絶妙の一瞬をとらえて厳格な構図をもったフォルムとして描きとる天分をもち,写真界にきわめて独自性のつよい足跡を残した巨匠.そのすぐれた作品群のみならず,みずから監督したフィルム映像,描きためたデッサン,未公開のものを含む家族と幼少時の写真などの豊富な資料で写真家の全貌を初めて紹介する.
これはアンリ・カルティエ=ブレッソンと親しい者なら誰もが,よく耳にする言葉であり,あまりに頻繁に繰り返されるため,尋ねられた側は思わず茶化したくなるほどなのだ.しかしそんな愛すべき逸話以上に,今私たちが問題とすべき質問はこうだろう.「つまりいったい何者なのだ!」…(中略)…
わたしたちの願いは,写真史にとってもっとも輝かしい財産のひとつであり,伝統に身をうずめることを良しとせず,今もその手を休めることのない男を支えてづけている活力を総動員し,「アンリ・カルティエ=ブレッソン,つまりいったい何者なのだ?」の問いかけに答えることなのだ.
ロベール・デルピール
(アンリ・カルティエ=ブレッソン財団代表)
ブリュッセル,1932年
マドリード,1933年
アンリ・マティスとモデル,ヴァンス,フランス,1944年
強制収容所からの解放,右の女性は自分を密告したゲシュタポの密告者を覚えていた,デッサウ,ドイツ,1945年
断食中止直前のガンディー,デリー,1948年
中国宮廷の宦官,北京,1948年
パリ,1955年
画家・彫刻家アルベルト・ジャコメッティ,パリ,1961年
書評情報
凛 2014年8月号
週刊東洋経済 2004年12月11日号
マリ・クレール 2004年12月号
ドマーニ 2004年12月号
美術手帖 2004年11月号
東京新聞(夕刊) 2004年10月1日
アサヒカメラ 2004年10月号
週刊読書人 2004年9月10日号
聖教新聞 2004年8月25日
東京新聞(朝刊) 2004年8月22日
京都新聞(朝刊) 2004年8月22日
読売新聞(朝刊) 2004年8月8日
週刊東洋経済 2004年12月11日号
マリ・クレール 2004年12月号
ドマーニ 2004年12月号
美術手帖 2004年11月号
東京新聞(夕刊) 2004年10月1日
アサヒカメラ 2004年10月号
週刊読書人 2004年9月10日号
聖教新聞 2004年8月25日
東京新聞(朝刊) 2004年8月22日
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読売新聞(朝刊) 2004年8月8日